自分らしく生きる

本当の自分を出していくこと

2018年12月12日

ここのところご相談を伺っていると、「本当の自分を出していく」ことがテーマになっている方が多い印象です。

カウンセリングでは最初のテーマを越えて問題が癒されてなくなってくると、次に、本命と思われるテーマが動き出すことがあります。

本当の自分の人生を生きるプロセスであり、その人にとって、とても大切なテーマであることが多く、ついにきたか・・・!と私は内心とても嬉しく思っています。

***

たとえば仕事はきっちり完璧にこなして優等生として振る舞っているけれど、それをやればやるほど近寄りがたいと思われ周りの人との距離があいてしまうような感覚がある。

そしてなぜか張り合ってくる人が現れるし、自分としても完璧な私を続けていくことが苦しくなっている。

大切なパートナーがいて関係も良好だけれど、全部自分を出しているかといえばそうではなく、パートナーを傷つけたくないと思うあまりに、言えていないことがある。

などなど、今までつくりあげてきた自分のあり方を、そろそろ変えていった方がいいかも
という流れに入っている方が多いようです。

最初の例でいえば、自然体で優等生的な感じであれば自分としてもまわりから見ても違和感がないのですが、無理して優等生をやっているときはどこかで反動がきます。

本当は、仕事を完璧にこなすために裏でめちゃくちゃ努力をしてたり、ココロが折れそうなときもあるし誰かに助けてほしいときもある。

そんな場合は、そういう自分も徐々に徐々に出せるようになっていけるといいですよね。

というのも不安や迷いがあるのに、それを隠して涼しい顔をしていると、違和感があるのでマウンティングされやすくなってしまうんです。

それにまわりの人たちと距離があくとつながりが感じられなくなるので、自分としても寂しいし虚しく感じるものです。

わたしたちが本当の自分を隠そうとするときは、「自分」を何かとても悪いもののように思っていることが多いです。

弱さを見せたらバカにされるんじゃないかと思ったり、助けを求めたら負けた気がしてしまう。本当の自分を出したら嫌われてしまうなど、何かネガティブな思いを抱いているものです。

反対に自分を出して輝いたら叩かれる、幸せになったら良くないことが起こると思っている人は、自分の素晴らしさを無意識のうちに知っています。

自分に影響力があることを知っているがゆえに余計に怖く感じるわけです。過去に、自分を出したことで傷ついた経験があればあるほど怖くなるものだと思います。

でもそろそろ、過去の痛みを癒して自分らしく生きていく流れがきているようです。

本当の自分を出していくのって、まわりを優先して自分を抑えてきた方にとってはとっても怖いことだと思います。

みんなが幸せであればいいと思う中に、どうか自分も数に含めてあげてくださいね。

自分の価値や魅力を受け取れば受け取るほど「私これでいいんだ!」と思えるようになり、肩の力が抜けて無理をせずにいられるようになります。

ですからたくさんたくさん自分の価値や魅力を受け取ろうって思ってみてくださいね。

そして少し勇気を出して本当に思っていることを伝える。困ったことがあればヘルプを求める。相手のいいところを見つけて伝えてあげる。日常でできることからやっていきましょう。

あなたが自分らしく自然体でいられますように。

思いっきり自分を出して輝いていけますように応援しています。

今年の課題は今年のうちにやっておこう!という方ぜひご利用下さいませ。全力でサポートいたします。

-自分らしく生きる
-

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.