「課題を克服」する必要はないのかもしれない

以前に身体の調子が悪くて鍼に通っていたことがあるんですよ。

毎週まめに通っていたんですが、あるとき、行くのをピタッとやめてしまいました。

なんでかというと、そこに行くと「自分は病人である」「自分の体はおかしい」みたいな、なぜかそういう「私=問題である」みたいな感覚が強くなってしまう。

治療しますと言うくらいなので、もちろん体が悪いから通うんですけど、でも毎回「どうですか?」と聞かれる際に「ここがイマイチなんです」と答えを用意するために

鍼に行く道中で、今日は何て答えようか、問題を探して一生懸命考えてる自分に気がついたときに何かちがう、と思いました。

自分の意識をどこに向けているかによっていろんなことが変わるんじゃないか。そう思いました。

で、先日クライアントさんからこんなお電話がありました。

お客様
前回からすごく調子が良くて! 今日は悩みがないから、 しゃべることないんじゃない? これだと失礼かなぁと思ったんですけど・・・ でも高見先生にぜひ報告したくて 電話しちゃいましたヾ(≧▽≦)ノ

あぁ、嬉しいな!と感じました。

カウンセリングって色んな使い方があって、通常は、悩みを解決するために使うと思うんですけど、そのときに、問題探しの罠にハマらないことは、意識としてとても大事だと思うんです。

私も以前は問題にすごく囚われていて「課題を克服」とか、口ぐせのように言っていましたが・・・

今は、じつはそれ必要なかったな、とわかります。克服する必要のない課題に囚われていたなんて!もっと簡単な道があったのですよ。

良くなったんです!と、そうやって喜びを分かち合うためにお電話してくださるのは私としてもとっても嬉しくて。

結局、そのときは話すことがないなんてことは全くなく

ノンストップでしゃべりっぱなし(笑)

もう、なんでうまくいかないの~!という、エゴ(我欲)のもやもやがスコーンと取れてしまったようです。

電話が終わったとき、クライアントさんがおっしゃるには

カウンセリングすると

・今の良い状態が、なぜ良くなったのかがわかる。良い状態にも学びがある。
・報告だけにとどまらず、癒してもらえる

とのことで、最終的には、もっと自分の才能や魅力を伸ばしていく方向でやっていきたい!とまた嬉しい抱負を聞くことができました。

同じように見えて全然違う
課題を克服するか
それとも
希望に向かうのか

あなたはどっち?

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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