自己実現・やりたいこと

新しいことにチャレンジするときに出てくる怖れ

2018年6月29日

仕事などで新しいことにチャレンジしようというとき、すんごく怖くなることってありますよね。

例えば
自分主催で何かイベントをやろうとしたら、誰も人が集まらなかったらどうしようと不安になったり、うまくいかなかったらカッコ悪いな・・・と思ったり。

失敗したら嫌だな、カッコ悪い自分は見られたくない。そんなふうに失敗を怖れ、自分の見え方を気にしてしまうと、なかなか前に進むことができなくなってしまいます。

そうした怖れを自覚できているうちはまだいいんですが、無意識のうちに逃げていると「これ?そこまでやりたいとは思ってないもんね~」と、本当は好きなことでも、そこまでやる気ありませんよ、なフリをしてしまうことがあります。

本気を出してやってもしダメだったら立ち直れないからです。なので、本気じゃないからできていなくても大丈夫という予防線を張る。

いずれにしても前には進みませんよね。

怖くなる気持ちも、カッコ悪い姿見せたくないって気持ちも「そりゃそうだよね~」って思います。人間だもの、怖いしカッコ悪いのは嫌ですよね。

そういった気持ちはきっとゼロにはならないし、またゼロにする必要もないと思うんです。

むしろ、そこを掘り下げることにそんなに意味はないかと。

それよりも発想の転換をした方がいい。

こんなことやりたい!これが実現できたらすごく嬉しいな~。私がこれをやったら喜んでくれる人がいる。

こっちの方に、発想を切り変える。で、結果は求めない方が、結果がついてくるという逆説もあります。

自分の想いが形になるので、これがやりたい!これやったら誰かが喜ぶという愛を選択するのか、それとも、失敗が怖い、人から悪く見られるのは嫌という怖れを選択するのか。

この2つは、物事をやる動機としては天と地ほど違うもの。

人間関係においても、人から嫌われたくない、どう見られるのかという不安を抱えてしまう話は多いんですが

それよりもどんな自分を見せたいか、どんなふうに世界を見ていきたいかに発想を変えた方が自由度が増します。

どちらの動機でやっているのかは、無意識レベルで人に伝わりますからね。

この発想って、慣れ親しんでいるがゆえになかなか自分では気づくことができません。

ある人がですね、こんなことを言ってまして。

「ありがとう」って人に言うことはもちろん大事なんだけど、それは当たり前。むしろ、人から「ありがとう」と言われる人間になることなんだよ。

この話を聞いたときに、はっっとしましたね~。

客観視して自分の視野を広げていくためにも、カウンセリングを使っていただけたらなと思います。自分にない発想は、人から聞いた方が早いですからね。

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