器用貧乏さんの悩み

取り立てて何かがひどくできないわけではない。頑張ったら、それなりに何でも人並にできる方だと思う。

仕事も、多少の得意不得意はあるけれど一応やれてるし、仕事以外にも、ちょこちょこ習いに行ってるものがある。

周りからは評価されていて、習い事の先生にもポテンシャルがあると言われている。

でも何かが飛びぬけてできるのかと言われると、特にないし、何かが特別好きというのも、あまりないかも。

このまま、何もならない時間が過ぎていくのかと思うともどかしい。

昔から、熱中しているものがある人を見ると、とっても羨ましかった。

それに比べて私は。そう思うと、虚しくなってしまう。

むかしスペシャリストかゼネラリストかなんてそんな話があったように思いますが二者択一というほど、現実は簡単なものではないように思います。

私もそんな感覚をずっと持っていたので、この虚しい感覚、もどかしさはよくわかります。

ただ自分の性質ってそうそう変わるものではないので、自分のタイプを受け入れた上で上手に使っていく方がうまくいくことがあるかもしれません。

何かに熱中してる人がいいなぁって思うのも、本当にそう思ってるのか、それともその方が周りの人からいいように思われるから、という他人目線が入っていないかは気をつけて見てみるといいかなと思います。

本当にそう思ってるのと、人目を気にして思ってるのとでは、その後の方向性が全然違ってきますから。

器用貧乏さんという言葉にドキッとした人は、何でもそれなりにできちゃうけど突出したものがないと思っているわけですが、そもそも自分を過小評価しているところがあるんじゃないかなと思います。

自分の中に「こうあるべき」という基準があるので、それに満たないと、全部ダメ評価になっちゃう。

過小評価しているからこそ、自分に備わってる力を上手に使えないことがあると思うんです。

今でも十分に力があるのに、自分にはないもっと違う何かを求め続ける。

『これから大切になってくる「つなげる力」』という記事でも書いてるのですが、単体の能力だけでは仕事も物事も成り立ちません。

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複数の能力を掛け合わせて成立しているので、組み合わせられるか、自分なりにつなげていけるかがカギになってきます。

カウンセラーの仕事も、やってみると全然違う力が必要なことがわかります。

書く、ひとつとっても、本を書くことと、ブログを書くことと雑誌の記事を書くことと、心理学講座を書くことは全部違います。

今持ってる力で、使えるものって実はたくさんあるはずなんです。

今は、単独で持ってて組み合わさっていないだけ。

私も焦ると、目の前のことにこだわってしまいますが、何をするかよりもどうありたいかの方が大事です。

自分がどうありたいのかを他人目線ではなく、自分が心から望むものにしていく。

そのために自分の力は最大限に評価してあげませんか?

自分の可能性に制限をかけているのは他ならぬ自分自身かもしれませんよ。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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