なぜか嫉妬されるあなたへ

【なぜか嫉妬されるあなたへ38】~活躍したいがその一歩が踏み出せない~

2017年11月29日

私が大好きな自己実現のお話です。

いいところまでは行くけれどそこそこ止まりになったり、やりたいことがあるのにいま一歩踏み出せずに、長い間くすぶってしまうことがあります。

こうしたとき共通する心理としてあるのはこれらのこと。

・目立つことや突出することが怖い
・自分に自信がない
・人からどう見られるか気になる

一歩踏み出して、「批判されたり評価されなかったり、必要とされなかったらどうしよう」と怖くなってしまうのです。

自分に自信がなくて「こんな私で大丈夫かな」という気持ちがあれば、一歩踏み出して批判にさらされる可能性があると思えば、めちゃくちゃ怖いですよね。

何かを発信するのにもとても勇気が要ると思います。

ところが、物事には必ず両面があります。

この時はネガティブ側の面しか見れていません。

もしかしたら、うまくいく可能性もありますよね。

一歩踏み出して活躍したら、「高く評価されて必要とされて、賞賛される」可能性もあるということ。

実は意外なことなんですが、想像できない分だけこっちの方が怖かったりします。

心理学では「人は幸せになることが一番怖い」と言われています。

私もそれを聞いた時は全然ピンとこなかったんですね。

みんな不幸は嫌だし、幸せになりたいに決まってる。そう思っていました。

ところが……もし、仕事がものすごくうまくいくようになって、むちゃくちゃカッコイイ彼が
自分の事を大好きだと言ってきて、お金がすごい勢いで入ってきたのに加えて、高額な宝くじが当たったとしたら……

身に余るというか、自分の器に入りきらないほどの幸せがワーッとやってきたら、きっと腰が引けてしまうし、全ての運を使ってしまった!と思うかもしれません。

今がピークでこらからは下り坂と感じて怖くなると思うんですよね。

以前、私がクライアントとしてカウンセリングを受けていたときに面白いことに気がつきました。

まず最初は、良く見せたいと思っていい人のふりをしていたんです。

でも次第に嘘がつけなくなり、いい人の仮面がポロっと取れたら腹黒い自分が出てきました。

そしてそんな腹黒い自分でもOKと認めて受け入れていったら、次に出てきたのは愛に溢れた優しい自分だったんです。

この時が一番居心地が悪かったです(笑)。

まだ私は悪い奴ですよーと言っている方が楽なんですよね。

愛に溢れた優しい自分を発見した時には、「うわわわ、どうしよう~」というくらい
困惑してバツの悪い思いをしました。

「私なんて全然大したことないの」と思ってきたのに、絶賛されてしまうと今までの自己イメージがガラッと変わってしまいますよね。

それはとてもいい変化なのですが、今までの自分が一回死ぬ感覚になるために、めちゃくちゃ怖いものなんです。

一歩踏み出して活躍する私になる。

そのためには、実は批判を怖れない自分になることよりも、「私の素晴らしさを受け取る」
ことが本質的なテーマになるのです。

-なぜか嫉妬されるあなたへ
-

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.