常日頃幸せになりたいと思っているのに、いざラッキーなことが起こると、急に腰が引けるようなところはありませんか?
今まで問題だらけで、家族の問題が終わったら、自分の問題が始まって恋愛・結婚で悩んで・・・というように問題があることが当たり前だった人は
癒しが進んで問題がなくなってくると「あれ?なにか調子が狂うわ」と問題がないことに不安を持ち始めるなんていうことが起きます。
不思議ですよね。
「周りの人にいっぱい合わせて尽くしてきたから、そろそろ自分も美味しい思いをしたい」
こういう話を聞いたらもう「どうぞどうぞ、どんどん美味しい思いをしていきましょう~」となるんですが
でもいざ、良いことが起きると「ええっ!」とびっくりして「ほんとに大丈夫なんですかね」「ほんとに私でいいんですかね」みたいな感じになる方が多いです。
これは無理もないことで、単純に「慣れていない」だけなんです。
良い思いをすることに慣れていないとか、大切に扱ってもらうことに慣れていないとか、人によって内容は違えど、大枠はそういうことです。
悪いことが起きないように備えたり悪いことが起きても傷つかないように予防線を張っておく。これに関しては結構スペシャリストの人が多いように思いますが
では、良いことが起きたり、とんでもなくラッキーなことが身に降りかかってきたり、すごく大切に扱ってもらって君が一番だよ、みたいなことになったときに
やっぱり、そうだよね!
うわー嬉しい!
といって、手放しでがっちりと受け取れるかというと、その準備はできているでしょうか?
良いことがあった時に、待ってました!とばかりにガバッとキャッチできる心の準備をしておくと、いざそれがやってきたときに感謝とともに受け取ることができます。
でも準備不足だと、気づかないでスルーしてしまうか「えっ、ほんとにいいの?」と遠慮して躊躇している間に「あれ、要らないのかな」と判断されてチャンスを生かせなかったりしてしまいます。
慣れの要素も大きいですが、そういった心の準備をしておくことを「許可を出す」といいます。自分にラッキーなことが起こってもいいんだよ、と自分にOKを出しておく。
私としては、クライアントさんには美味しい思いをして欲しいので、どんどん行きましょう!というつもりでいます。
最近私も嬉しいことがありまして、前からこういうふうになったらいいな~と思っていたことの一つに近いものがあったので即答でYESと言いました。
謙虚な方が多いのですが、、もっと多くを望んでもいいと思うんです。
欲と望みは異なるものだと思いますが、自分が純粋に望むものであるならそれに正直であればいいと思います。
将来が不安なときには、ついつい悪いことに備えてしまいがちですが、良いことにも備えておきたいものですね。