先日友達と冗談で、自分が死んだら自分のお金はどうするか、というような話が出ました。
私は「自分が死んじゃったらもう何もないから、持ってる財産は全部旦那さんにあげる~」と言ったんですね。
貯金もぜんぶどうぞ。
なんなら親が使っても全然OK。
これを聞いた友達は「え~!子供にだったらあげてもいいけど、旦那さんにはヤダ。私が死んでも私のお金は私のモノだもん(笑)なんなら、使い道も指定したいくらいかも」
ちなみに独身の彼女。
そう言いながら「あれ?私、もしかしたら直系の血族(祖父母や親とか子供)以外は信用してないのかな??」と自問自答を始めていました。
血の繋がった家族は特別みたいな感覚が、もしかしたらあるのかもしれないですよね。
それはそれでいいと思うんです。
私も、親とか兄弟などの家族は大切です。でも、血は繋がってるけど、自分とは性格が全然違うし、近い関係性だからこそ、全くの別人だよねという感覚です。
だから、親といえど他人なので、そうなると血の繋がっていない旦那さんとそう違わないのです。
色んな人のお話を聞いていると、問題の根っこに、親との関係性が絡んでいることがあるので、カウンセリングで親子間の葛藤を扱うことは多いです。
みなさんご存知の通り親との関係は、すべての人間関係の土台になっているので、親子の関係を見つめ直した方が近道の場合も多いです。
確かに親との関係性は特別なものだと思います。その一方で、特別にしすぎるのもどうかな~と感じるときもあって。
親からのネガティブな影響があるなら、それからはもう、解放されてもいいんじゃないのかなと思います。
親は人間なので、いいところもあれば悪いところもあるし、親が生きてきた時代と今とでは急速にあらゆることが変わってきているので
良いところや知恵は拝借したらいいけれど、悪いところは参考にして、親への愛は大切にしたまま自分は自分の人生を。
親が大切だからこそ思う気持ち。その気持ちの深さに感銘を受けることも多々あります。
それと、自分の人生を生きることはまた別の話。親が自分の人生を代わりに生きてくれるわけじゃないですからね。