高見のエッセイ

内側から湧き出る情熱に触れて

2017年4月25日

今週東京に行ってたんですが、「情熱」に触れる1日となりました。

ジョン・ウッドさん(ルーム・トゥ・リード創設者)のお話を聞く機会があり

※参考書籍:
マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった

ジョン・ウッドさんは50歳くらいのはずですが、若くて爽やかな方でした。やはり、好きなことをやってるからかな~なんて思いますね。

私は子供時代からNGOや国際援助に興味を持っていたので、やり方がすごいとか、アイデアが画期的とかいろいろと思うところはあったのですが

一番印象に残ったのは

自分がやってることは、絶対に役に立っているという確信があること。これからも、自分の活動を必要としてくれている人に届けるため、まだまだやることがあると思えていること。

これが、尽きぬ情熱の源泉になってるんだなぁと。

そして、こちらも見てきました!
とっても素敵でしたよ。

平日だからすぐ入れるだろうと思ってたら、甘かった~

チケット購入で30分待ち!
そして、物販コーナーもレジ40分待ちでした。
すごい人気です。

国立新美術館、建物がカッコイイ。
外では有名な「かぼちゃ」のオブジェがお出迎え。

あと、こんなコーナーも。

この色は、全部シールです。
部屋があって、来場者にシールが渡されて好きに貼っていいよという。私もペタペタ貼ってきました。

草間彌生さんも、芸術への情熱がすごくて。
この命が尽きるその時まで創り続けるぞ!という気迫。
自分の内側から湧き出てきているからなくなることはないんでしょうね。

ジョン・ウッドさんと草間彌生さん。
お二人の情熱に触れて、やり方よりも「気持ち」が出発点なんだなと改めて思いました。

カウンセリングでは、クライアントさんからよく「どうしたらいいですか?」と聞かれるんですよね。

もちろん、その人にとってどうしたら1番いいのかを考えてお答えするんですけど、やり方を考えるその前にクライアントさんご自身の「どうしたいか」「どうありたいか」という目的が弱いケースもあります。

「こうなりたい」という目的が弱いとき、または決めきれていないときは、やり方を考えるよりもまずは「決める」こと、「目的を設定する」ことが大事な段階です。

目的は、小さなことでも、細なことでもなんでもいいんです。立派なビジョンを掲げる必要はありません。

でも、自分の進みたい方向性を決めておくのはとっても大事。

なぜかというと人間だから波がありますし、うまくいかないことがあったときに、方向性を決めきれていないと、その度に「もうやめようかな」などとブレてしまうからです。

ブレても元に戻れるなら問題ないのですが、戻れずにあきらめてしまったり違う方向に進んで状態が悪くなってしまうと困りますよね。

特に仕事キャリア、パートナーシップ、生き方の分野は「自分はどうありたいか」が問われる場面が多いと思います。

自分がどうしたいかわからなくて悩んでる方も多いと思いますが、「こうありたい」と決めることは一回で出来ることではないんです。

何回も何回も、設定して、決めていく。
そして取り組みながらまた設定し直していく。

そのためのトータルサポートとしてカウンセリングを使っていただけたらなと思っています。

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