・仲良くなりたい人がいない
・周りの人に興味が持てない
だから、つまらない。気分が億劫になる。こんな場合。
その悩みの根っこに何があるのか?についてはいくつかパターンがあるんですね。
実際のカウンセリングでは、どういうケースかなと探していくんですが、今日はそのうちの一つをご紹介します。
こんな経験はないでしょうか?
それまで何とも思ってなかった人だけど相手から声をかけてくれるようになったら好きになっちゃった、みたいなこと。
私はあります(笑)それまで苦手だなと思ってたのに相手がフレンドリーになったら急に嬉しくなっちゃって「苦手→好き」に変わっちゃうなんてこともありました。
私って単純だなと思う瞬間です(;^ω^)
「ねえ、〇〇さーーーん^^」って話かけられたら大抵嫌な気はしないものです。
興味ありませんとか仲良くなりたいと思わないとか、そう言いながらも、実は食わず嫌いの可能性もあるんです。
もし、相手の人が「〇〇さん(←あなた)、好きーー!」という感じで、ニコニコして心を開いてくれたらどうだろう?私はどう思うかな?と考えていただきたいんです。
相手が「〇〇さん、ウェルカム!」という感じで、心の扉をあけていたとき、それでも「仲良くなりたいとは思わない、興味が持てない」と感じるでしょうか?
これ、自分に質問してみましょう。
仲良くなりたい人なんていないと思うその心は、実は、ハートを開いて傷つくのはもう嫌だ。だから、相手がハートを開いてくれていて絶対に大丈夫、安心だって思えないと自分からは近づいていけない。
そんな心理が隠れていることがあるんです。
本当はみんなと仲良くしたい、という気持ちが根っこにはあるんですよね。
もし、自分からは近づけないのなら「私なんて受け入れられるはずがない」という怖れや不安があるはずです。
なぜ自分がそんなに怖れるようになってしまったのか紐解きながら、少しずつ少しずつでいいので、そんな自分を受け入れていきましょう。
仲良くなりたかったけど、自分を受け入れてもらうことを、相手を好きになることを、どこかで諦めてしまったのかもしれません。
そんな繊細な感性を持つ自分をもっとよく知ってあげませんか?
自分の本当の望みを知った上で、怖れや不安と寄り添いながら周りの人と関わっていくことと、自分の望みに蓋をしたまま誰にも興味が持てないと言って悶々とするのとでは雲泥の差だと思います。