自分自身・人間関係の悩み

人の気持ちを理解しすぎる人の注意点

2017年3月19日

怒りっぽくて仕事ぶりにケチをつけてくる上司。私頑張ってますアピールをしてくる先輩。愚痴を聞いてほしそうな同僚。書いてるだけで、めんどくさそうな人たちですが(笑)

(´・д・`)ヤダな~と思いながらも、そういった方たちの気持ちを理解できちゃう方は要注意ポイントがあります。

自分の気持ちを抑圧して物わかりが良くなりすぎていませんか?

どういうことかを説明しますね。そういう人たちに対して「おいおい、めんどくさいなー」って思うんだけど、でも、みんなの事情も理解できないこともない場合。

仕事に文句言われるのは良い気はしないけど、上司も部下を管理するのは大変だろうしストレスあるよね、とか。機嫌のいい日もあるからさ、とか。

愚痴は正直聞きたくないけど言いたくなるのもわからんでもない、とか。

人の気持ちが理解できる人は、本当は腹が立っていても自分の気持ちを我慢しがちな傾向があります。

自分の気持ちを大切にすることと
相手の事情を理解すること

両方とも、バランスよく大事にしたいところです。

カウンセリングでご相談いただく際にも、自分の気持ちよりも、相手の事情を理解することに比重を置きすぎて自分の気持ちにフタをしがちな方は

「嫌なことがあったけど、相手の事情もわかる。相手は悪い人ではない」。そう考え続けて堂々めぐりになっていつまでもスッキリしないことが多いんです。

なぜすっきりしないかというと。怒っているのを抑圧しているからです。自分の気持ちを我慢して、何かしら結論や落としどころを作ろうとしちゃってるからです。

「頭を使ってあれこれ理屈をつけて自分を納得させようとしてますけど、抑えきれていない感じですね」って私が言うと、( ̄m ̄〃)ぷぷっ!と笑い出す人が多いのはズバリだからでしょうね。

心底納得したときには、落としどころはストンと見つかります。

このようなケースでは自分の気持ちに寄り添ってあげて感情を解放させていくことが優先です。

嫌なものは嫌とできれば、心はとてもすっきりするんです。私の中の「私」が、自分の気持ちをわかってくれたと思って安心します。

そして、じゃあどう対応したらいいか?はその後に考えていけばいいのです。

悶々とした気持ちは簡単に笑いに変わるかもしれませんよ。よかったらご相談くださいね。

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