自分自身・人間関係の悩み

助けてと言えない頑張り屋さん

2017年2月21日

なんでも自分ひとりで抱え込んでしまう「頑張り屋さん」について書いてみたいと思います。

以前は私も人を頼ることがとっても苦手でした。というか、人を頼る意味がわからなかった
といってもいいかもしれません。

どうして相談したり助けて欲しいなんて言わなきゃいけないんだろう?と普通に思っていました。

だって相談しても、結局は自分で解決しなきゃいけないんだから人に悩みを話すこと自体が無駄だと本当に思っていたんですよね。

手を差し伸べてくれる人がいても自らその手を振り払っておりました^_^;今から思えば周りのみなさんゴメンナサイです。

でも、人に相談すること悩みを打ち明けることって、問題を解決するにあたってすごく効果があることなんですよね。

これは体験してみて、心から実感したことです。理屈じゃなくてハートが安心するんです。

自分で限界まで抱え込む癖は、それに気づいて辞めないと毎回燃え尽きるところまでいってしまいます。

助けて欲しい。

その一言が言えないことでどれだけ追い詰められてしまうのか。

助けて欲しいと口にする事はもしかしたら屈辱的に感じるかもしれません。

必死で頑張ってきたのに、自分が弱くなった感じがして許せないかもしれません。できることなら、自分でなんとか解決したいですもんね。

辛くても限界まで頑張っちゃう人は周りの人へ気配りをして、自分より周りの人を優先しがちな人なんです。

自分が頑張ればなんとか場が収まるかなと思いながら、あれもこれも引き受けて。そして周りの人が気分よく過ごせるように心を配ることで、精神的にエネルギーを使う。

そうしてやっていくうちに、いつしか自分の心は限界へ。

それでも、なんとか自力で解決できないかと必死で頑張るのですが、にっちもさっちもいかなくなってきて、もうどうしたらいいかわからないところまで来てしまったのなら。

どうか勇気を出して「助けて欲しい」と周りの人にヘルプを求めてみてください。カウンセラーにSOSを出していただいてもOKです。

自力で頑張っちゃう人は、自分をまるごと他人に預けることは怖くてなかなかできないと思います。

でも、そこでえいやっと周りの人を、そして自分のプロセスを信頼することができたら、ガラリと変わります。

「助けて欲しい」と口にすることはものすごく勇気がいることです。それが親など、もっとも助けてもらいたい相手であればなおさらですよね。

でもその勇気があなたを限界から救ってくれます。

私もカウンセラーとしてSOSに気づき受け入れることができるような人でありたいと思います。

-自分自身・人間関係の悩み
-

© 2013 Aya Takami All Rights Reserved.