つながる・コミュニケーション

名字や家など、結婚で起きる喪失感

2016年10月1日

結婚すると、名字が変わったり、家の結びつきが変わることによってある種の喪失感を覚える人がいます。

パートナーを見つけて結婚したいと思っていても、人によってはその喪失感が怖くてブレーキがかかってしまうことも少なくありません。

結婚したいってすごく思ってるのに想像すると妙に寂しい・・・と感じるときは、何かの喪失感に引っかかっている可能性があります。

特に、お母さんの影響を色濃く受け、お母さんのために生きてきたような人にとっては、喪失感が大きくなる可能性がありますね。

実際は結婚したら、自分の元の家族、パートナーの家族がいるので、「人が増える」ことになると私は感じているんですが、感覚的に減ると思っている人も多いですよね。

お母さんが一人ぼっちになっちゃう、そして私もお母さんと離れ離れになって寂しい!というように。

実家と離れなければいけない、それも特にお母さんと離れるのは寂しいという気持ちです。

本当は離れるわけではないと思うのですが、意識としては一旦精神的な自立をしなければいけないのかもしれません。なので、喪失感という痛みを一回通過することになります。

そのためのポイントとなるのは感謝と手放し

今までにありがとうと感謝して今までのカタチを手放す。そして、新しいカタチを築いていく。

お母さんに今までのことを感謝し今までの関係性を一旦手放すのです。でもその手放しは、今後の新しい関係性を築く上でのスタート地点となるだけです。

お母さんに対して複雑な思いを持っていると、感謝して手放すことがうまくできないこともあります。怖くて抵抗が出てくることもあるでしょう。

そんなときはカウンセリングで一緒にやってみましょう。何回も何回も「感謝して手放し」
ですよ。

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