「恋愛の癖は生き方の癖。癖に気付けば恋愛も人生もうまくいく。」(「恋愛上手とっておきの方法」キャシー天野著)
これ、一時期恋愛本を読み漁っていたときに出会った考え方なんですけど、当時すごーく感銘を受けたんです。
奥が深いな~って思って。
カウンセラーになってみると、その考え方が本当だったことがわかり。
というか、恋愛と生き方の関係だけじゃなくて、人間関係も仕事も色んなことが全部繋がっていました!
うまくいっていた時期もあったのに最近彼とかみ合わなくなってしまった・・・ちょっと喧嘩っぽくなってしまう。
連絡や会う頻度も前より落ちてるし彼が何考えているのかわからない。
こんなケースを取り上げてみたいと思います。
このような場合、はっきりとコレが原因だ!ってわかるような大きな事件がなかったりもします。
なんでこうなっちゃったのかよくわからないけど、気付いたらおかしな感じになってきちゃったなって思うことが多いようです。
でも、現実としてかみあわなくなって距離が遠くなってるのなら、やっぱり何かは起きてるんです。
で、彼が何を考えているのかわからない、だから彼の気持ちが知りたいというのは最もなお話。
ただ、もしかしたら彼自身も自分の気持ちがよくわかっていないかもしれないんです。
彼と話してみて、なんだか要領を得ないとか話し合いが成立しないということがあれば
彼の気持ちを知ろうとすることよりも、自分自身の気持ちを探っていった方が近道なんですね。
ご相談いただく方は我慢強いひとが多いので、何か腑に落ちないことがあってもなかったことにして、その時感じた自分の感情に無意識に蓋をするケースが多いように感じます。
「何か我慢してることあるんじゃないですか?」って聞いてみると
「そういえば・・・」と思い当たるエピソードがたくさん出てくるんです。
彼との関係において「え?」っていうことや、それはないよねって思ったこと。
その時は小さなことであっても、積み重なると大きなもやもやになって相手との関係に影響してきます。
「実は私めっちゃ我慢していたかもしれない!」とまずは気付くこと。
そしてその時に自分が何を感じていたのかという点に注目していくと、現状打開のカギになっていくことが多いのです。