芸術分野ではセンスや感性ってとても大事だと思われていますけど、芸術に関係のない分野においても、センスや感性はとても大事だなって思うんです。
知識なら、勉強すればいくらでもわかるようになりますけど、センスはそう簡単に習得できるものではないですよね。
センスって、ある特定の感覚を体感として理解できるかどうかだと私は思っているんですが
企業でゴリゴリ働いて色んな人を見て来て、やはりセンスのあるなしは外せない要素だなと思うに至っています。
何をもってセンスがあると言えるかは言葉で説明できないのがもどかしいところですが。
どうしても感覚的な話になってしまうので、同じ日本語を話してるのに、あの人の言ってることが理解できないということが起こり得ますし
反対に、あの人の言うことはすごくわかる!って共通認識になることもあります。
例えば、ファッションでいうところのセンスって、流行りの服を着ることではなくて
自分の体形や似合う色などの特徴を知って、上手に自分を活かして服装で演出し、かつ遊び心をもって楽しむことなのかなと。
どのTシャツにどのパンツを合わせるかだけでも、その人のセンスが出ますもんね。
一昔前に、シャツをジーパンにインする男性に対して、女性陣がそれはないわ、みたいな風潮がありましたが(ありましたよね?)
それも、シャツをジーパンにインしたことじゃなくて、それをして変だと思わないセンスが嫌だってことなんじゃないでしょうか。
話がそれましたが、今回注目したいのは、恋愛を含む人間関係におけるセンスや自分が望むように人生を創っていくセンス。
先日行われたフェスタの講演で、幸せになるには順番があるんですよっていうお話をさせてもらいました。
満たされている自分が全ての出発点で、その次にパートナーを含めた人間関係の充実という
順番になりますよ、と。
なので、私はどんなご相談内容であっても、最終的には「お客様ご自身のあり方」に注目をしていきます。
表面に浮上している問題って、実は本当の問題じゃないことが多いんです。びっくりなんですけどね。
自分を整えたら全てがうまく回り出すので「満たされている自分」をつくっていくのにセンスや感性が大活躍するんです。
しかも習得できれば一生使えますし、どんどんアップデートできちゃう優れもの。
「20代は貯金をするよりも自分に投資しなさい」とどこかの本で読みましたけれども
20代じゃなくても30代でも40代でも自分の感性を磨くために投資をするのってとても素敵だなぁって思います。
感性を磨くためにはとにかく体験ですよね。まずやってみること。
既にある知識ならそれを腑に落とす。
「自分の身一つあればあらゆる豊かさを創り出すことができる」「やりたいことをして幸せな人生を自らが創っていく」
↑ こういう人を増やしたいなというのが、私の目指しているものなので、やはりセンスは不可欠。
既に素敵なセンスを持っている方がたくさんいるので、どんどん磨いていって、自分の感性に絶大な信頼が持てるようになったら、もう怖いものなしじゃないでしょうか?
経験・体感していくことおすすめです。
100回知識を仕入れることよりも、一度の体験の方が大きな収穫になります。