箸が転んでもおかしい年頃とはよく言ったもので、私は子供の頃、何もないのにやたらに楽しくていつも笑っていた時がありました。
それがいつの間にか純粋に楽しむことを忘れていき、楽しいからという理由だけで物事をチョイスすることは少なくなっていったんです。
本を手に取れば、これを1冊読んだら知識がつくなと思い、この資格を取ったらなんとなくよく出来た人になる気がするという理由でチャレンジし、せっかくサークルに入るなら勉強になることがしたいと選び
何か成果を求めて物事をチョイスしていってから、なんとなく歯車がかみ合わなくなっていきました。
窮屈になった上に求めていた成果も得られないという現実(;'∀')
成果を求め出した頃は、わたしは一体なんのために成果を出したかったんでしょうね?
とにかくそのままの自分じゃダメだと思っていたことは確かで。
純粋に好きかどうかは考えていなくて、ただそれをすれば成果が出て自分がとっても素敵な人になれるような気がしたんですよね。
いわば、コンプレックスの穴埋め作業をしていたみたいです。
でも、なんかおかしいぞ!と気付いて |д゚)。楽しくないよ~!って。
コンプレックスの穴も埋まらないし、やりたいものもよくわかんないし、なんかつまらないし。
それからは方向転換。ちょっと怖かったですけどね。選択基準を変えてみました。
どうやらわたしは本当に興味のあることしかできない性質だったらしく、ピンとこないものをやろうとすると全然集中できないんです。
自分の中にエネルギーが沸きだしたのは、選択基準を「自分が純粋に楽しそうって思うかどうか」に変えてから。
ずっと自分は本が読めない子だと思っていましたが、違いました。興味のある本を選んでなかっただけだったんです。
読んで成果の出ない本を選んではいけないと思っていたんです。あー楽しかった、って思うだけの本はダメだって思っていたんです。
途中で読み飽きても、最後まで絶対に読み切らないといけないと思っていました。
今は本屋さんが大好き。ただし出没コーナーは限定されていますし、途中で読めなくなったらそのまま
フェードアウトです笑
選択基準を「喜び」「楽しさ」に変えたら、自分の中に力が沸いてきた不思議。
ホントは不思議でもなんでもなくて、ただただ楽しくて喜びに溢れたことは人に力を与えるんですよね。
喜びや楽しさのないことは人から力を奪っていく。そんな単純なことだったのでした。
あなたの行動動機は何基準になっていますか?
自分に力を与えてくれる選択基準になっているでしょうか?