前回、嫉妬されるからといってあなたは悪くないと書きました。
嫉妬するかしないかはすべて自分で選択できることなので、相手の選択に責任を感じる必要はないというのが前提なのですが、想像力を使うとむやみに嫉妬を生む可能性を小さくすることもできます。
どうして嫉妬されるかわからない方は基本的に人が良いんですね。
でも、他の人もあなたと同じようにポジティブに考えるかというと、そうではなくて色んなふうに受け取る人がいるのだということがわかるのではないでしょうか。
自分とは違う受け取り方をする人がいることに気付くことは一つの学びですよね。
「こんなことしてくるなんて、あり得ない」と思ってしまうこともあるでしょう。その気持ちもよくわかります。
怒りが落ち着いてきたら、「あり得ない」と言って排除してしまうよりも、「(私は共感しないけど)そういう心情になることもあるんだな」と、受け止めてみれるといいかもしれません。
とういうのも、「想像力を使って相手の心理を理解する」という視点を持っておくと、嫉妬心を煽るような余計なふるまいを避けることができるからです。
素晴らしいものに憧れることができて、私もそうなりたいと素直に思えるのはとても幸せなことです。
でもどこかで私には無理という諦めがあったり、自信の無さや無力感があると、素晴らしいものを求めることさえできなくなってしまうのです。
その人の弱さだと言えばそうかもしれません。でも、うまくいかなくて壁にぶつかったことがある人なら、誰にでも起こり得ることですよね。
あなたに嫉妬してきている相手は、自分の本当の価値に気付いていないだけ。
あなたに見出している素敵な魅力を、「自分にはない」そして「これからも持てないんじゃないか」と不安に思っているのです。
でも、本人は気づいていませんが、あなたに価値を見出している以上、その相手にもあなたと同じ魅力のタネが眠っています。
あなたは相手にも素晴らしい魅力があることを見てあげましょう。
物事には、愛と恐れ2つの視点があると言われています。
もし愛の視点から見るのなら、相手の価値を信頼することになります。恐れの視点で見るならば、罪悪感を感じることになります。
どちらが気分が良いかといえば、愛からの視点の方ですよね。
愛からの視点を選択して、自分を小さく見せることなく、あなたはあなたでどんどん輝いていきましょう。