嫉妬されるということは、相手にとってはあなたが何か羨ましい要素を持っているということ。
ところが、自分のどこにそんな要素があるのか、わからないということもあります。むしろ相手の方が社会的にも恵まれているのに……と。
例えば、相手は結婚していて子どももいて、なのに自分はパートナーなしで、とか。相手はフルタイムで働いていて、かたや自分はちゃんと働いたことがなくて、とか。
一般的に見たら相手の方がどうみても持っているのに、なんで私に嫉妬する必要があるの?!と、イライラしてくるかもしれません。
でもここで、持ってる・持っていないと争っても水掛け論であまり意味はないんですよね。
相手は恵まれているように見えても何か満たされない想いを抱えていて、あなたの中にある、ある要素が羨ましいと思っているのです。
その何かは、相手にしかわからないので、「自分ではよくわからないけど、価値のある何かが私にはあるらしい」と思っておくだけでよいんです。
「一体、自分のどこが?」と思ってしまうことがあっても、相手にとってはすごく魅力的だったりするわけですからね。
ちなみに……「嫉妬される意味がわからないんです」と話す人にお会いすると、「あぁ~…なるほどな」と私にはその意味がわかってしまうことが多いですす。
ご本人は気が付いていないのですが、何かキラリとするものがあるというか、やはり魅力的なんですよね。
もし、もっともっとあなたの魅力を分かりやすく開花させることができたら、羨ましいと言われたとしても、そりゃしょうがないよねと受け取れる日が来るかもしれません。