おはようございます(*^_^*)
誰しも、人から好かれたいという気持ちを持っています。進んで嫌われたい人もいないでしょうからね。
カウンセリングで問題を掘り下げていくと、「いい人」だと思われたいという願望があることに行き着くケースがあります。
友達に対しても、図々しいお願いにNoと言いたいけど、いい人だと思われたくて断れないというものから、自分の内面がどうであれ、ネガティブな感情は出していけないと思い、いつもニコニコしていい人でいようとしたりします。
いい人でいたい。と思う心理の裏側には、私はいい人ではない(=悪い人である)という自己概念があります。
真実がどうあれ、自分のことをいい人だと思っていないからこそ、いい人として振る舞わないといけないような気がしてくるんですね。
そして、その結果影響が出てくることになるのですが、一番多いのは、周りの人が望むいい人をやり続けたことによって自分の気持ちを無視し、積もり積もって、自分が何が好きなのか、何がしたいのかがわからなくなってしまう、ということなんです。
そう考えると、怖いですよね(´Д`)他人の気持ちだけを優先させていると、自分の気持ちがわからなくなるんです。
なので、自分のことを知りたいときは、まず自分の気持ちを優先させることが大事なので、「いい人」であろうと頑張ってる場合じゃないんですよね。
こんな言葉を最近目にしました。
自分自身に対して誠実であることに一生懸命になる。
素敵な言葉だなって思いました。
周りの人に対して誠実であろうとする、というのが私たちの普通のパターンかなと思いますので、自分に対して誠実であれ、というのは
自分の気持ちに素直になったり、ちゃんと認めてあげることなんでしょうね。(その気持ちをもとにどう行動するかはまた次の話です)
いい人であることにこだわりがある人は、いい人であろうとすることが、自分自身への誠実さとどう結びついているのかを振り返ってみるといいのではないでしょうか。
今日も素敵な1日を。