自分自身・人間関係の悩み

人と関わりたいのに、うまく関われないというジレンマ。

2015年10月20日

親しくなりたいのに、どう声をかけていいのかわからない。そんな時はもどかしくなりますよね。

今日も、週末に参加しました神戸メンタルサービス主催の名古屋ヒーリングワークで得た気付きについてシェアさせてください。

ヒーリングワークには、もう何回も何回も参加しているんですが、ある一定の期間、毎回同じ理由で自分の不甲斐なさに落ち込んでいたことがあったんです。

それが、親しくなりたいのにうまく関われないというジレンマだったんですね。

(人間関係で傷ついた場合、その痛みは人間関係の中でしか癒すことができないのでチャレンジしてみると得るものが大きいですよ)

私の場合は、声を掛けることに苦手意識があって、とても勇気が必要でした。

と言っても、もうあまり信じてもらえませんが(*ノωノ)

気持ちはあるけど、それをどう表現したらいいかわからなくて恥ずかしくて失敗感も怖くて、結局声をかけられずに終わる、なんてこともよくありました。

今から思えば、自分の痛みばかりを見ていたなーと。自己否定しているときって、自分のことしか見えなくなっているので、相手がどう思っているのかに気が回らないし、誰かからの優しい眼差しにも全然気が付かないんですよね。

当時の私が、自分の痛みを見て声をかけられずにいたとき、その相手は相手で、どうせ私なんて声をかけてもらえるわけがないと思っていたりするんです。

私が声をかけたら迷惑かな?と片方は思い、もう片方は、どうせ私は気にかけてもらえないと思う。

お互いの気持ちを、もし知ることができたなら「えーーーーっ、そんなこと思ってたの?!」ってなるでしょうね。

恥ずかしさとか、うまくできないかもしれないという怖れを乗り越えて声をかけることができたとき、あなたという存在は相手にとっての喜びになるんです。自分の痛みばかり見ているときには、このことがさっぱり見えてこないんですよね。

今の私は、だいぶこのジレンマはなくなりましたが、それでも時々ひょっこり顔を覗かせてくるときがあります。

お、またこのパターンが出たなって思うんですが、そんなとき、自意識から抜け出す鍵になるのは、いかに自分以外の人の想いを見れるか、だと思います。

自分以外の人の想いに気付いたとき、思っているよりも、人ってずっと優しいんだなと気付く。

自分を責めてばかりいると、世界は厳しくて辛いものにしか映らない。自己否定をやめたとき、はじめて自分の周りは優しさに満ち溢れていたことに気付くんです。


↑旅行先で行った、BOOKS&CAFE。
本が自由に読めるんです。こういうところ大好きです。

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