これといって好きなことがないなぁって思うときでも、嫌なことや苦手なことはあったりしませんか?
こういうのは苦手!こういうのは嫌!というネガティブな気持ちは実はとっても大切なものなんです。
なぜなら、ポジティブでもネガティブでも感情が揺れるポイントにはあなたの大切にしている価値観が眠っているからです。
好きなことをして生きるとか、自分らしく生きるためには、ポジでもネガでも、あなたが感じる感情を否定しないことです。
どちらも表現の裏表なだけなので、これがしたい!というのも、これはしたくない!というのも、両方ともそう思っていいと許可を出しておく癖をつけると、好きなことが見つかりやすくなります。
「これがしたい!というのがない(>_<)」と悲観的になる必要は全くありません。
色んなワークショップに参加したりカウンセリングを通じて感じることは、やりたいことがない、好きなことがない、と言っている人でも、その人の大切にしている価値観やこだわりがあり、情熱があるということ。
ただご本人が、本当はあるのに気がついていないだけなんです。自覚するためには、やはり心を動かしていくことなんですね。
そのためにも、ポジでもネガでも感じていいんだ、好き嫌い言ってもいいんだと思っていただきたいんです。感情ついての許可が出ないと、わくわくする心に火が付かないからです。
私も長い間これがしたい!っていうのがなかったので、就職活動でもやりたいことがなくて苦労しましたが「好きなことを見つけてもいい」「これがしたい、これはしたくないって思っていい」という許可が実は出来ていなかったんだと気付くようになったのは好きなことが見つかってからのことでした。
すぐには信じられませんでしたが、好きなことが見つからなかったワケは、実は自分が止めていたんですよね。
心に許可を出すということの大切さは今になって身に染みて感じます。