人との関係において、孤独感を感じたり、自分てなんてちっぽけな存在なんだと感じるとき、「どうせ私なんかいなくてもいいんでしょ」「私がいてもいなくても、何の影響も周りには出ないよね」って思うことってないでしょうか。
でもそれ・・・大きな誤解なんですよね。
人との出会いによって、物の見方が変わったり新しい世界が知れたりしたことは、あなたにも一度や二度はあるんじゃないかなと思います。
また、何か価値を提供しようと思わなくても、あるがまま存在しているだけで人に影響を与えることもできます。
例えば、いつも自然体で正直で飾らない人がいたとしたら、そういう人を見て、「いいなぁ、あんなふうになりたいな」って誰かに思わせることもあるんじゃないかと思います。
今、あなたという人がいるだけで、目の前の人やその周りの人はあなたから何らかの影響を受けているはずです。
自分に自信がなかったり、自己価値が低かったりすると、自分自身の影響力って「あるはずがない!」と思いがちなんですが、わたし自身の経験からも、カウンセリングの経験からも
自分が思っているよりも、かなり影響力があるのです。これ、ホントです。
自分の長所は、自分ではわかりにくいですし、当たり前すぎてなかなか価値を受け取れないものですが
あなたが自然にそこにいるだけでも周りの人に影響を与えています。
人は、ひとりで生きていくことはできませんし本当に誰とも関わりがなかったら、とても寂しいですよね。
わたしたちにとって誰かの役に立ったり、誰かに必要とされることは大きな喜びと心の充足をもたらします。
自身の影響力を正しく認識してそれを自分のため、そして周りのために使うことができたらいいですね。