自分自身・人間関係の悩み

苦手なあの人は、自分の持つコンプレックスや嫉妬心を教えてくれる存在。

2015年3月11日

職場や趣味の仲間、知り合いなどに、嫌いというわけじゃないんだけど苦手な人いませんか?

その人と関わると、こちらの心がざわつくような、そんな人。

その人の前に出ると、自分に自信がなくなったように感じたり、イライラしたり、どうも居心地が悪い、そんな人。

もし心がざわつくような時は、どんな感情が湧き上がってきているのかよく観察してみてくださいね。

ただの「苦手な人」として片づけてもOKですが、自分が隠しておきたいコンプレックスや自己嫌悪、タブー、嫉妬心、そんなものを映し出してくれている鏡のような存在として考えることもできます。

例えば、わがままな人に出会ったとき、ある人はワガママすぎて腹が立つ!と怒り、ある人は、自由でいいなと好感を持つとします。

人によって反応に差が出るのは、自分の心を相手に映し出しているから。

苦手な人に出会ったときは、相手を変えようとするのではなく、なぜ苦手だと感じるのか自分の内面と向き合う作業をすると、自分を縛るルールから解放され、自分に優しく人にも寛容になることができます。

「ワガママ=悪い」こととして嫌っていると、相手がワガママな言動をすると、自分のルールに反しますのでイライラします。

嫌われたくなくて、いい人に思われたくて、言いたいことを我慢してニコニコしているのに、ずけずけと言いたい放題、ワガママ三昧の人がいたら、カチンときますよね。

でも本当は、ちょっぴり羨ましい気持ちが隠れているんです。私も我慢せずやりたいことしたいのにって思いがあるから。

何かを指摘されて怒りが出るのは、図星だから。そんなことない!と全力で否定したくなるのは、悪いことだと責めているから。

もし、自分の中にある嫉妬心や、自己嫌悪、こうすべきというルール、我慢。

これらに気付き、人間らしくていいよね、マイナスな感情があってもいいよねって認めることができたら

相手に対するイライラや心のざわつきは自然と解決されているでしょう。

苦手な人が減り、人間関係はずいぶんと円滑になるはずですよ。

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