日常に役立つ心理学

隙間をつくったら新しいいいものが入ってくる

2014年12月15日

年末が近づいているので、新しい服も欲しいなぁーとなにか新調したいような気分になり、手始めに衣装ケースを整理してみました。

普段あまりまじまじと見ていないので、あれ、あんなものもあった、こんなものがここに、なんていう発見もありつつ。

古くなった服や小物類を捨てたら、スペースが出来たのでこれで新しい服が入る準備が整いました。これだけでも気持ちが随分楽です。

心についても同じで年末から新年にかけていい流れに乗ろうと思ったら、心に隙間をつくるといいですね。

今までのパターンを変えたいと思ったら、新しいものを取り入れるための隙間が必要。加えるよりも、手放す方が先なんです。

加えたり取り入れたりするのは案外簡単で、意識しなくても、人があんなことを言ってたとかこんな話を聞いたとか、そんな理由でも心には残ってしまうものです。

ですが、手放すのは意識しないとなかなかできないもの。

例えば、こんな自己概念はどうでしょうか。

・断ったら嫌われる
・期待に添えなかったらがっかりされる
・自分の素直な気持ちを表現したら迷惑をかける

最近のカウンセリングで多い事例です。

これらは無意識に、心にこびりついているものなのでもっと楽に過ごしたいと思ったらこれらのパターンを意識して手放していく必要がありますよね。

断ったら、期待に添えなかったら、自分を表現したら・・・というその先に続くパターンは、大抵は勘違いという場合が多いので試しに、そのタブーをおかしてみるというのが手放すには手っ取り早い方法です。

上の例ですと、断る。期待に添うのを止める。自分の素直な気持ちを伝える。これをやってみる。

今までできなかったことを試しにやってみると、実は断っても嫌われなかったとか、期待に添えなくても何も起こらなかったとか、素直な気持ちを伝えたら分かり合えたとか違う結果が見えてくるかもしれません。

手放すことができたら隙間が生まれ、余裕が出てきてもっと楽しいことワクワクすることにエネルギーを注げるようになりそうですよね。

私も年末にかけて衣装ケース以外にも、いろいろと手放してみようと思っています。

物も、そして不要な自己概念も。みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。

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