高見のエッセイ

生粋の名古屋人である私が、名古屋ブログを書きたくないワケ

2014年9月18日

私は生粋の名古屋人でありながら、”名古屋”を語ることが嫌。

なんでこんなに抵抗を感じるんだろう・・・??と思ったらそこには意外な答えが!

実はコンプレックスだったようです。

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今年1月より、名古屋地区のカウンセラーが作る名古屋カウンセリングサービスブログ>><
がスタートしました。

名古屋カウンセリングサービスブログは「名古屋」という地域特性を前面に出した内容を発信していこうという趣旨になっているのですが、私はなぜかその趣旨が受け入れられないんです。

正直なところ、名古屋の地域特性・地域文化を書きたくない(笑)

ちなみに私・高見綾は生まれも育ちも生粋の名古屋人であります。途中、静岡や京都など他県にいた時期もありますが、また地元名古屋に戻ってまいりました。

名古屋特性に反応してしまうのは、私だけなのでしょうか?

紐解いていくと、どうやら違うみたいです。名古屋の地域マインドが影響していたようなんです。


(名古屋城、綺麗ですね)

地域マインド。それはズバリ・・・「自己嫌悪」です。

ええーーー!

私も自分でびっくりです。名古屋地域にそんなマインドが隠れていたなんて。。

名古屋には独自の文化がありますよね。食文化も特徴的で、味噌カツに代表される味噌文化に手羽先、きしめん、天むす。

味噌文化もですね、京都に住んだときに初めて名古屋って赤みそ文化だったんだなーと気付いたんですね。京都の人と比べると私ははるかに味噌が大好きだったんです。

しかも、名古屋の赤味噌は塩辛いとか、なんでも味噌かけるなんて信じられないなんて声も聞こえてきて

えーそうかなー、でも確かにそうだねと納得。(おでんにも味噌つけます。うちの実家では昔そうめんに酢味噌つけたことも・・それは流石に高見家だけって?)

方言もあって、「どえりゃー、うみゃー」みたいな感じ?

「でらうまいがー」なんて言い方もありましたっけ。

いかにもな名古屋弁を使う人は最近ではほとんど見かけませんが一応方言ありますよね。

でも、なんか、恥ずかしい・・・

堂々と全国にアピールするというよりも、ちょっとコソコソしちゃうような雰囲気は感じませんか?

方言も愛くるしい感じではないですよね。京都弁とか広島とか、博多は愛嬌があってキュンとくるような言葉ですが・・。

地理的には東京と大阪という2大都市に挟まれ、発展した名古屋。

最先端ファッションなどは、まずは東京に入り、次に名古屋を飛ばして大阪・福岡へ行ってしまう。アーティストの公演などもそうですよね。

まぁまぁ大きい都市にも関わらず、新しいものはあまり入ってこない傾向があります。

これは名古屋人にとっては大ショックです!存在をなかったものとされて、大阪さらに福岡まで行ってしまうとは。

(保守的な県民性とも言われますので、もしかしたら名古屋に新しい文化を入れるのは結構大変なのかもしれませんが・・)

どうやら私達、名古屋文化、しいては名古屋という地域には、東京や大阪に対してコンプレックスがあるようですね。

地域マインドというのは、名古屋に住む私達の心にも基本的な部分で何かしらの影響を与えていると思うのですね。

名古屋人ってどんな人?と考えるにあたり、参考になればと思います。

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