前回は、あなたがやることは自分を低く見せることではなく、恵まれた才能を分かち合うこと、みんなも楽しくあれるよとリーダーシップをとることだというお話をしました。
では、リーダーシップってどうやってとればいいの? と疑問に思いますよね。リーダーシップってどんなイメージでしょうか? みんなを引っ張っていかなきゃいけないから大変そうでしょうか?
今回は私の考えるリーダーシップのお話を書いてみますね。
才能を分かち合って「みんなも楽しくできるよ」ということを伝えるためには、ズバリ、「恵まれた私であり続ける」ことです。
そこそこの中途半端な状態では嫉妬されやすくなりますが、突き抜けてしまえば嫉妬されにくい傾向があります(0になるわけではないですけどね)。
嫉妬心は、自分の周辺の同レベルの人に対して持つことが多い感情です。飛び出てしまうと、嫉妬が憧れに変わることも少なくありません。
ちなみに「申し訳ない」「恵まれててごめんなさい」という罪悪感を強く持つと、それを周りは敏感に感じ取り、かえって攻撃を受けやすくなるので気をつけましょうね。
恵まれたままでいる。それもできれば圧倒的に輝くこと。すると、存在そのものがリーダーシップになります。
嫉妬が憧れに変わり、あなたの存在を誰かが見て、私もあんなふうになりたいと感じることもあると思います。もし、そんなふうにあなたの存在が誰かに勇気を与え、何かにチャレンジする人が出てきたら嬉しいですよね。
その中でお手伝いしたい人が出てくれば、ぜひサポートしてあげてほしいなと思います。
もちろん、「あなただから出来るのよ、私には無理」と諦めてしまう人も中にはいるでしょう。でもそれはその人の判断なので仕方ありません。
「恵まれた私」であり続けることによって、希望に満ちた良いエネルギーが生まれます。雰囲気やエネルギーは目には見えませんが、私たちの無意識に少なからず影響を与えるものです。
お仕事などで自分の将来が見えなくなったクライアントさんは「職場の中にビジョンとなる女性がいない」「こんなふうになりたいと思える人が身近にいない」と話してくれることがあります。
確かに、迷っているときは道しるべがあると助かりますよね。そうです、あなたが誰かのビジョンになることもできるんです。
あなたも、誰かと話していて不思議と元気になった経験はないでしょうか。それは会話でエネルギーの良い循環が起こり、相手の人から良いものを貰えたということです。今後はあなたがそんな素敵な人になりませんか?
これこそ幸せのリーダーシップだと思うんですね。もちろん、ここに書いた以外にもいろいろ方法はあると思いますが、「存在で魅せる」という方法もあるよということをご紹介させていただきました。