あの人のすることにイライラするときは、正しさのぶつかり合いが起こっている

職場などで人の仕事のやり方に納得できなかったり、場を乱す人や、真剣に取り組まない人にイライラするというお話を伺うことがありますが、そんな時は、自分の価値観を広げるチャンスでもあるんですよね。

就職したての頃でしょうか。仕事を通じて成長していきたいと意欲に溢れていた私は、先輩でも同期でも、仕事に対してやる気のない人が嫌いだったんです。

仕事はまじめに取り組むもの、仕事を通じて成長していくことが喜びであり、それが正しいことだと思っていたんですよね。なので、だるそうに取り組む姿を見るとイライラしていました。

それが今ではどうなったかというと、仕事にやる気のない人を見ても、なんとも思わなくなりました。イラッともしないし、「あ、そうなんだー。そういう考え方なんだね」という程度です。

仕事が好きな人も嫌いな人もいるし、人生で大事なものも違うから仕事にやる気のない人がいてもいいと思っている、という感じでしょうか。仕事にやる気がないことが悪いことだ、という認識がなくなちゃったんですよね。

まぁ、私自身が仕事に意欲を失った経験があったから、そういうこともあると肯定できるようになったのかもしれませんけども。

人にイライラしたりするときは、大抵自分の中の正しさと相手の言動が反しているときですよね。

でも相手の中にも相手の正しさがあって、それに従って動いているわけです。自分が正しいというポジションから見ると、相手が間違っていることになりますから、相手をどうにか正しい方向へ変えていかないといけない、という発想になります。

もちろんお分かりのように相手を変えようという発想では、なかなかうまくいかないんですよね。人が変化するのは、変わることが必要だと自分で思った時だけですから。強制されて変わるものでもないんですよね。

あなたの中のこだわりは正しさに執着していないか?振り返ってみるといいのではないかと思います。

自分のやり方が正しい、というのを一回手放すことができればイライラすることは圧倒的に減ってきます。何より、自分自身が楽に過ごせるようになります。

私も、仕事をしてどんどん成長していくべきだ、という考え方を手放せたとき、とっても楽になりましたから。

目の前に、あなたをイライラさせる人がいるのなら自分の幅を広げるチャンスかもしれませんね。

先日食べた味噌ハンバーグ。これ本当に美味しいのです。味噌好き、やっぱり名古屋人。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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