つい最近、「わたしが今いる世界って小さいんだなぁ」って改めて思ったんですよね。
お仕事でもそうじゃなくても、ある組織や団体に所属しているときには、あたかもその場所が全てのような感覚を持つことがあるんじゃないのかなと思うんですね。
そこでは独自の文化や世界観があって一見すると完成されていますからね。
子供の頃の学校が世界の全てだったように。
例えば子供の頃にいじめられていたとして、当時の自分にとっては大問題なわけなんですが、大人の目線で見ると学校という空間はとても限られた中での話だって理解できると思います。
仮にそこでうまくいかなかったからといって、価値がないわけでもおかしいわけでもないんです。
もし今、悩んでいたり窮屈な感じがあるのなら、あなたのいる世界を広げるときなのかもしれません。
わたし自身も、所属している世界のスタンダードと自分の感覚がズレている感じがするときは、自分の感覚を無視することを止めて一旦その「スタンダードを疑う」ことをやってみます。
ついついスタンダードはスタンダードなんだからって思うと、自分を枠に当てはめないといけないような気がしてきますよね。
枠にはまらない自分がおかしいって思うこともあるかもしれません。
でも枠にはまらないといけないと感じることですら、あなたの観念であって、実はそんなこと誰も求めていないかもしれないですよね。
ご相談でも、物事の見方を変えることが問題解決の突破口になることが少なくありません。
今いる世界が全てだと思っていると、思いつく解決方法も限定されてしまいます。
何か自分と合わない気がすると思ったり、主流の考え方に賛同できないとか窮屈だなって感じたときには
今いる場所は実はとても小さな世界なんだってことを自覚してみると気が楽になりますし、次のステージに行くことができると思います。
色んな価値観がある世界を知った上で、今の場所を選んでいるのか、それとも外の世界を全然知らずに
今の場所にいるのとでは全く違いますよね。
「選ぶ」ってとても大事なことです。
今いる場所ですらそこにいながらにして、自分の感性に合う世界を構築していくことは可能ですから。