何でも自分ひとりで頑張っちゃうという方。誰かを頼ったって結局やるのは自分でしょと思っている方。でもなんだか苦しいというかしんどい気がしている方。
これ、全部過去の私です(笑)
なので、カウンセリングでこういう方に出会うと、葛藤しているその気持ちが痛いほどわかるな~としみじみしちゃいます。
頑張ることが当たり前でなんでも自分でやらなくちゃ!と思っていた当時は、「私、できます!」ってことを、暗にアピールしたかったのでは・・・と思います。
「誰かを頼る」とか「辛いです」「もう無理です」「出来ない私を嫌わないで欲しいです」って言うことはあってはならないといいますか。
ということは、ですよ。私、何もできません。
これが自分の中のタブーだったんですよ(もちろん、本当に何もできないなんてことはないですよ)。
でも、どこかではできないことを知っているんだけど、認めたくないというか。認めたら自分に価値がなくなってしまうような、何か今まで頑張ってきたことが無駄になっちゃうような、大切な何かがガラガラと音を立てて崩れそうな気がしていたんです。
1人でできるもん!って主張したくなるとき。それは、できない自分を嫌っているときです。
本当はすごく何かをやりたくて、大切な人の役に立ちたくて、でもそれができなくて、自分の力の無さに絶望して・・・
そういうようなことがあったのかもしれませんよね。
もともとは、あなたの大きな愛から出てきていることなんです。
ここすら認めるのはすごく嫌~な感じがするかもしれませんが・・・。癒しが必要なポイントですよね。
1人でできるもん!に必要以上にこだわってしまうと、他人からの想いを受け取れないし、実際、成果もあんまり出ないんですよ。
自分ひとりの力はあるようでいて、実はあんまりない。ここに気付けるかどうか。そして、そこに自分の価値は何も関係していないんです。
物理的に行動するのは自分だったとしても、たった1人で頑張っている感覚があるのと、みんなと一緒に頑張っている感覚があるのとではまるきり違います。
例えば、失恋したときに、自分ひとりで誰にも言えずに耐えて過ごすのと、誰かに分かち合って支えてもらいながら立ち直るのとでは、違いますよね?
お仕事も、自分1人で何もかもやろうとするのと、みんなを巻きこんでやるのとでは成果がやはり違います。
大きな力を発揮しようと思うと、人の力を借りることは必須なのですよね。
ということは、、、自分にはできないことがあると認めることは、過去の私のように1人でできるもん!って頑張ってきた人には痛いところですが、あなたが人一倍こだわっていて人一倍恐れていること。
私は何もできないという無価値感を愛し、解放してあげることができると一気に楽になりますよ。
1人で悩んで頑張ってきて、なんだかしんどいなって思っている人は、ぜひカウンセリング使ってみてください。
1人で頑張ることから抜けるためにとてもいい方法だと思いますから。どうか頼ってもらえると嬉しいです。