自分らしく生きる

これから大切になってくる「つなげる力」

2017年6月30日

今日のお話はちょっと抽象的な内容なのですが、とても大切な内容だと思いますのでどうぞお付き合いくださいませ。

仕事と家庭と、プライベートで分ける考え方はもう古いのかなー、なんて思うんです。

やることがどんどん増えている現在では、仕事をいくつか掛け持ちしている人もいるでしょうし、個人に求められる役割も増えているように感じます。

家庭があって子供がいる人ならば、母で妻で嫁で、仕事をしていたら仕事人としての顔もある。

仕事にしてもあれもこれもやりたいし恋もしたいし、勉強もしてファッションもメイクも、運動も健康も

もう、やることがいっぱい!気持ちもいっぱいいっぱいだーのようになりやすい気がします。

私は最近そうなりました(笑)

「何をするか」という視点で物事をみていると、すべてがバラバラに存在することになりますが

本当は、私という人間がやっていることなので、全部「私」から派生したもの。すべて「どうありたいか」という意思が表現されているだけ。

やることがいっぱいあって大変!と思うときは、自分が取り組んでいることの一つ一つが一見して何の関係がないものであってもバラバラに捉えるのではなく

どうつながっているのか、どこに相乗効果が出るのかに意味を見出せると「私」全体のレベルアップになります。

たとえば

ファッションを研究しました

→「自分に似合う」ものがわかるようになりました

→仕事での「私」を表現するセンスにつながって、仕事の幅が広がりました

とか

会社員として働いています

→人間関係のトラブルなどリアルな体験をしました

→カウンセラーとして、その経験を生かしています

など、一見してジャンルが違う経験であっても、つなげることができると色んなことに生かされます

「自分」がしっかりしていれば、何をやってもうまくいき、そうじゃなければ全部中途半端
みたいなことですよね。

そう思うとすごく怖いのですが、でも一つをちゃんとやればそれは全方向に波及効果があるので簡単といえば簡単です。

以前、すごくとまどったことがあったんです。

20代のころ、何がしたいのかわからなくて、いろいろと資格の勉強をしていたんですね。

「〇〇の資格を取ったら私は胸を張ることができるんじゃないか」

そう思っていました。

ところが。

資格をとっても、何も変わらない。
むしろ、突きつけられたのは「その資格をとって、どんなことがしたいの?」でした。

結局、資格にも職業にも意味はなくてそれはただの手段。それを通じて「自分がどうありたいのか」がないと、何者にもならないんだと。

それと同じで、自分がやっていることを「」としてとらえているとそれで終わり。

点と点をつなげて、線にしたり面を見るようにできると、「私」という全体像が捉えられるようになるのだと思います。

いろんなことをやったけど、何も身になってないと思う人は、単につなげられていないだけ
かもしれません。

私もまだ「つなげられていない」ことがたくさんあります。

どうしてそれをやるの?
何のために?

こういった質問を忘れないでいたいです。

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