日常に役立つ心理学

焦ると空回りしてしまう理由

2020年5月20日

焦ってなんとかしようと頑張っているときって、たいてい空回りしてしまいませんか?

好かれたくて必要以上にいい人アピールをしてしまって家に帰ったらぐったり。仕事でなめられちゃいけないからと私できますよアピールをしたものの、なんだか後味が悪かったり。

ちゃんとしなくちゃ!と思いすぎて、人前でかえって緊張していつもならできることもできなくなっちゃったり、声が裏返ってカスカスになっちゃったり。

なんとなく身に覚えがあるな…という人も多いのでは?

なんとかしなくちゃ!と思って頑張った結果なのに、空回りしてしまうのはなんとも悲しいですよね。どうやら自分への過度なプレッシャーは逆効果になるようで…。

今までの自分の経験やカウンセリングの経験などから見ると、自然体の自分でいるときが一番力が発揮できるようなのです。

なぜ空回りしてしまうかというと「このままの自分ではいけない」という自己否定があるからなんですね。

先程の人間関係の例だと、そのままの自分では嫌われてしまう、好かれるはずがないという思いがあると無理して頑張ってしまいがちです。

こうした自己否定が根っこにあると、頑張っても結果が伴わず、逆に苦しくなってしまうことが多いのです。

今まで見てきた事例では、プレッシャーをかけすぎずに自分を信頼していけば、うまくいくケースが多かったです。

もともと頑張り屋さんで何も言われていなくてもちゃんとやる人なら不安になることはあるかもしれませんが、そのままの自分をもっと信頼してあげることが必要かもしれません。

もう十分頑張ってるじゃないあなたの良いところ知ってるよ。落ち着いてやればできるから大丈夫。心配いらないよ。

どんな声掛けをしてあげれば自分が一番ほっとするでしょうか?

きっと自分に響く言葉が何かあるはずです。

焦って空回りしてしまうときは、ちょっと深呼吸して立ち止まってみましょう。大丈夫大丈夫って声をかけて私よくがんばってるよねって言ってみてあげてくださいね。

根っこの自己否定が取れると、あなたの頑張りが実を結ぶようになりますからね。

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