困っている人を見ると気になって助けたくなる。そんな優しい心を持つ人が、やったほうがいいことについて今日は書きたいと思います。
カウンセラーをしている人にとってはあるある話ですが
純粋に、元気づけてあげたいという気持ちがあるからこそ手を差し伸べたくなるし、相手の気持ちにも共感できるのだと思います。
相手を助けるときに一番大切なのは、自分も一緒に助けてあげることなんですね。
私がやらなきゃと思って人ばっかり助けて、自分を置いてけぼりにしているとだんだん疲れてきて、犠牲者マインドになってきます。
心に余裕がなくなると、元々どんなに優しい人であっても、気持ちがささくれ立ってきます。「私のことは誰も助けてくれない」という不満を抱えることになりかねません。
ですので、人を救うときは自分も一緒に救うことが大原則。(バランスの問題でもありますが)
カウンセラーが自分のケアを念入りに行ってコンディションを整えておくのと似てます。
大げさな例ですが、ボロボロの人から助けてあげるよって言われたとしたら「いや、大丈夫です、あなたのほうが・・・」という気持ちになりませんか?
困っている人が気になるのは、自分も過去にそういった経験があって苦しかったから、気持ちがわかるなど自分を相手に映し出していることも多いものです。
もしかしたら「私も助けて欲しいんじゃないかな?」という視点を持ってみるといいかもしれません。
カウンセリングでは、自分に寄り添ってあげる、自分を救ってあげる、そんなイメージワークを行うことがあります。
イメージワークをやってみたクライアントさんは、こんなことをおっしゃっていました。
本当にその通りで、ふんふんとわかったつもりになるのと身体を使って腑に落ちるのとではやはり納得感が違うのです。
自分のケアをちゃんとやっていたら、今よりもっと多くの人を元気づけてあげられるようになりますよ。