恋愛が楽しめないというある女性のケースです。
相手のこといいな～と好意を持っても、たまに気が変わって冷めてしまうことがある。優しくて、この人なら大事にしてくれそうだな～と思えるような人でも冷めてしまう。
もしそうなってしまったら相手に申し訳ないから、いいな～って思ってるときでも、自分の好意を無意識のうちに抑えている気がする。だから、いつも不安だし恋愛が楽しめない。
確かに、途中で気が変わっちゃうことはありますよね（汗）
すごく優しい人だから、「この人のことを好きになれたらきっと大事にされるし幸せになれるんだろうな・・・」と思っても、ハートが動かないこともあるのが恋愛。
優しい人だから好きになるとか、もはやそういう理屈ではないんでしょうね。
途中で気が変わったら悪いから、最初から楽しまずに自分を抑えておかなきゃというのは、相手への罪悪感という名の配慮に見えて、実はただのいい子ぶりっこじゃないの？という見方を今日はしてみましょう。
これは恋愛初期でも、お付き合いしてるときでも一緒です。途中で気が変わる自分に罪悪感を持っているならね。
自分が悪い子だという罪悪感があればあるほど、「それ、いい子ぶりっこだよね」「実はあなた悪い子じゃーん」って言われると、そんなことないもん！私悪くないもん！と過剰に反応したくなるもの。
でもきっと、心変わりしてハートが乗らなくなったら、自分のその気持ちに嘘をつき続ける
ことはできないはず。
相手への配慮という名の罪悪感は実はダミーで、その人の思う一般常識に照らすと良くないことことだと判断しているだけ。自分の本音という答えはもう出ていたりします。
罪悪感を取って自分を認めるのは２つやり方があるのですが、自分は素晴らしいよねと肯定するやり方と、自分はひどいよねと受け入れるやり方。
最終的には、自分が良くも悪くも認めてしまうということなんですけど、今回のケースのように罪悪感が強くて悪い自分を認めたくないのであれば、一回いい子ぶりっこをやめて
私悪い子でした！と心底認めてしまうと、恋愛を楽しめるようになります。
悪い子だと思っている自分すらも許すということですよね。
そうして自分の心変わりを認めてしまえると、いいことが起きます。
その瞬間を偽りなく過ごせるようになり、相手のことを好きな時間は大好き！と思って満喫できますし、そうじゃなくなったときも今まで過ごしてくれたことを相手に感謝できるようになります。
変にいい子ぶりっこしてしまうとその瞬間を楽しむことができないし、また、相手に対する感謝も罪悪感にまみれてできなくなってしまいます。
もし自分を許すことができたら、相手の心変わりも許せるようになる。それが、瞬間瞬間の今を生きるということなんじゃないのかなと思います。