「女性は愛がなくなることを怖れ、男性は失敗を怖れる」というように、男女で怖れているものは違うと言われています。
パートナーシップで女性が不安に思うことと言えば、パートナーが自分を愛してくれなくなることですよね。
メールやLINE、電話などの連絡が来なくて不安になるのは、女性にとってのそれらは単なる連絡手段ではなく、心を通わせるためのツールだからです。
マメに連絡が来れば、自分は愛されていると安心しますし、そうでなければ自分への愛がなくなったのではないかと心配します。
そのためか、「愛されること」について女性は敏感です。
もし、あなたが同性である女性から嫉妬されているとしたら、女性としての愛らしさであったり、異性から愛されていること(もしくは愛されそうなイメージ)に対して、羨ましいなと思われている可能性が高いのです。
「相手の方が社会的にも金銭的にも恵まれているのになんで?!」と思ったとしても、相手にとっての着目点はそこではなく、女性として愛されているか(愛されそうか)どうか、ということ。
相手から見ると女性として負けている感じがしているのかもしれません。
投影という心理学の考え方をすると、相手があなたの中に見出している素敵な要素は、実は相手の中にも眠っていると言えるのですね。嫉妬しているその人も、女性として愛らしい要素は持っているのですが、本人はそれに気付いていないだけなんです。
むしろ、自分にはそんな愛される要素はないと思っています。だから悔しくなっちゃうんですね。
あなたにできることは、女性として愛される要素があることに自信を持って、しっかりその価値を受け取ること。
そして相手の中にも、愛される要素があることを信頼してあげること。
この2つを意識してみるといいかもしれません。