自分自身・人間関係の悩み

感受性が豊かな人がその才能をさらに生かすには。

2015年9月18日

今日が終わったら、もうシルバーウィークですね。最近雨が多かったですけど、レインシューズと可愛い傘を買ってから、雨の日が憂鬱じゃなくなりました。雨用グッズの威力を感じています。

さて本日のお題、感受性が豊かな人のお話です。

女性に割と多いと思いますが、感覚的に敏感な方ですね。言葉を尽くす前に、身体が反応しちゃう人。共感能力が高くて、他人の感情を敏感にキャッチします。細やかな感情の揺れ動きにも感覚的に反応できるので、とってもいい才能ですよね。

ただ、すごい能力でありながらも、悩みのタネとして話題に上がることが少なくないんです。

共通するお悩みは、感じやすくて他人に振り回されてしまうということ。人が怒ったり悲しんだりしていると、それに反応して自分の心がざわつきます。

同調してしまうので、他人の感情があたかも自分の感情のような感覚になってUPDOWNが激しくなり疲れやすくなります。

感情は、感じ尽くすと消えると言われていますが、敏感な人は反対に感じすぎて辛くなるんですね。

そうすると、こんなに大変だから、敏感じゃなかったらよかったのにと、せっかくの才能が自分の足を引っ張るものとして捉えられてしまいます。これはすごく勿体ない。

共感しやすくて他人の心の機微に敏感なのは、間違いなくとっても良いことです。頭で考えるよりも、身体の感覚の方が何倍もスピードが早く、かつ正確です。

この人、言葉で言ってることと、雰囲気から醸し出される情報が一致してないなというような、あれ??という違和感にもいち早く気付けるようになります。

ただ、情報量が多すぎるがゆえに、自分にとって必要な情報と、必要じゃない情報とを瞬時に判別して要らないものはスルーするスキルがいります。

感受性が豊かな人が、その才能を存分に生かすために必要なのは、自分を守りながら、いかにブレない自分でいるか、です。

振り回されて疲れてしまうのは、必要じゃない情報まで取り込んでしまっているからなんです。

インターネットのように、膨大な情報量がそこにはあって、あなたが欲しいと思うものは検索したらすぐに出てきます。これと同じと思ってみてください。

あなたの敏感な感性は、ものすごく膨大な情報を瞬時に集めることができます。だから、要らないものには反応せず、欲しいと思う情報だけ拾おうと思ってみてください。

生かすも殺すも自分次第。その才能をもっと磨いていけたらいいですね。

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