人の感情に振り回されてしまうひと

最近は、「自分を否定しない」ことがテーマのご相談が続いているな~と感じています。

自分を責めちゃうと、予想以上にエネルギーが持っていかれますからね。ホント、要注意なんですよ。

怒ったり泣いたり喜んだりそういった相手の感情がぜんぶ自分のせいだと思い、自分がなんとかしなくてはと考えると「人の感情に振り回されるひと」になります。

例えば、不機嫌な上司がいて、仕事についてあれこれやり取りしているうちに怒らせてしまったとします。

「人の感情に振り回されてしまうひと」はそこで上司を怒らせてしまったことをぜんぶ自分のせいで、無意識のうちに自分が悪いんだと思い込んでしまうんです。

だから上司の顔色が気になるし、いつもビクビクしてしまいます。「上司が怒ったこと」と「自分が悪い&自分の責任」がイコールになってるんですね。

でもよく考えてみてください。
これって本当にそうなのでしょうか?

もちろん自分の仕事ぶりに問題があってそれが原因という場合もあるかもしれませんが、なんでも自分の責任にしちゃう人は責任の背負い癖がついています。

これは心の癖なのでちゃんと変えていけますよ。

本来、上司と自分の間には、見えない線をスーッと引いたように、それぞれに領域があるんですね。

その領域の範囲内でのみ自由でかつ責任を負うことになるのですが、人の感情に振り回されてしまう人は上司の感情にくっついてしまっていて

上司の領域に自ら足を踏み入れて、上司の責任であっても自分の責任のようにしてしまっていると考えることができるんです。

※領域意識については著書「ゆずらない力」にも書いています。

子供のころ、両親が怒りっぽかったりヒステリー気味だったりして、それに振り回されてきたことが根っこにある場合もあります。

自分がなんとかできるのは実は自分の感情だけ。相手の感情は自分のものではないという認識を持つことから始めていくといいかなと思います。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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