会議で張り合ってくる人の心理と対処法|正しいことを言ってるのに通らない理由

ななみさん
会議で発言したときに、なぜか張り合われることがあって…。

内容としては、変なことを言ったつもりはないんですけど、かぶせるように反論されたりして、空気が少しピリッとするというか…。

私の伝え方がまずかったのかなって、あとから考えてしまって…。

心理カウンセラー 高見綾
そういう場面、ありますよね。

けれどもこういうケース、言い方だけの問題ではないことも多いんです。

職場の見えない力関係が影響していることもあります。

今日は、会議で張り合われるときに何が起きているのか、その背景を一緒に整理していきましょう。

目次

この記事のハイライト

  • 会議で発言したときに、かぶせるように反論されたり、なぜか張り合われることがある。

  • 張り合われたとき、「私、何か変なこと言ったかな…」「言い方まずかったかな…」と考えてしまう。
    ─ しかし、言い方の問題だけではないことも多く、職場ならではの嫉妬心や、立場のバランスが影響していることもある。
  • 張り合ってくる人の中では、
    ①自分の立場を守りたい
    ②主導権を取り返したい
    ③目立たれるとモヤっとする
    といった反応が起きていることがある
  • 「言わないほうがいいのかな?」と考えて引いてしまうと、関係がうまくいかなくなることがある。
    ―「この人は押せばいい」という前提ができて、さらに強く出られやすくなることも。
  • 張り合ってくる人への対処法として大事なのは、強く言い返すことではなく、必要以上に自分を下げないこと。

会議で発言したとき、なぜか張り合われたこと、ありませんか?

会議で発言したとき、なぜか張り合われたこと、ありませんか?

・かぶせるように反論される
・少し皮肉っぽい言い方をされる
・空気がピリッとする

内容は、ちゃんと考えているし、変なことを言ったつもりもない。

でもこういうときって、「私、何か変なこと言ったかな…」「言い方まずかったかな…」と頭の中でぐるぐる考えてしまうことが多いですよね。

実はこれ、言い方の問題だけじゃないことも多いんです。

職場ならではの嫉妬心や、立場のバランスみたいなものが、影響していることもあるんです。

本記事では、会議で張り合われたとき、相手の中で何が起きているのかを見ていきます。

会議で張り合われるときに起きていること

会議で、たとえば「そこ、ちょっと気になります」「このままだと後で困りそうです」といったことを言ったとします。

あなたとしては、 全体の進行をみて

・確認しておきたかった
・ちゃんと進めたかった

それだけかもしれません。

ただ、こういうときに

・かぶせるように反論されたり
・空気がピリッとしたり
・なぜか張り合われる

ということが起きたりします。

こういうとき、「変なこと言ったかな」「やっぱり言い方が悪かったのかな」 と思いやすいと思うのですが、

職場は、そもそも立場や役割が関係している場所なので、言い方を変えたらそれで解決するかというと、それだけではないことも多いんです。

会議は、なんとなく「この方向でいきそうだな」という流れがあると思うのですが、

そこで少し踏み込んだことを言ったときや、「そこ、気になってたけど、誰も言ってなかったよね」みたいなポイントに触れたとき、

あなたの発言で、誰かが困る可能性が出てきたり、立場的に触れられたくないところに触れてしまったりすることがあるんです。

会議で張り合ってくる人の心理|よくある3つの反応

そのときに、 相手の中ではこんなことが起きることがあります。

よくある反応がいくつかあるので、代表的な3つをお話します。

①自分の立場を守りたい

「それ言われると、 自分の詰めが甘かったみたいになる」みたいな気持ちになると、

「いや、それは違うと思います」と、少し強めに否定して押し返したくなったりします。

②主導権を取り返したい

会議を自分のペースで進めていたのに、あなたが発言して別の流れが入ってくると、

「今この場、こっちで回してたのに」「その話になると、流れ変わるじゃん」と感じることがあります。

すると途中で話に入って、そのまま主導権を取り返そうとしたりします。

③目立たれるとモヤっとする

「この人、なんか目立ってるな…」「このままだと、この人の意見が通りそう」と感じると

このままだと自分の存在が薄くなる気がする、置いていかれるような感覚になることがあります。

すると、「いや、それ今じゃなくてよくない?」みたいに、論点をずらして流れを止めにきたりすることもあります。

つまり、ここで大事なのは、あなたの言い方だけの問題ではない、ということです。

核心に触れたことで、相手の中で、焦りや不安が出てきたり、立場を守ろうとする気持ちが出てきた、ということなんです。

だから、「私の言い方が悪かったのかな」と考えすぎなくてもいいんです。

引けばうまくいくは逆効果|張り合われたときの落とし穴

ここまで読んでくると、「じゃあどうしたらいいの?」と思いますよね。

「言わないほうがいいのかな?」と考える方もいると思います。

実際に、
・言い方を少し弱めてみたり
・最後まで言い切らないようにしたり
・一歩引いた言い方に変えたり

こういう調整をしている方も多いです。

ただ、ここにひとつ、大きな落とし穴があります。

引けば引くほど、関係がうまくいかなくなることがあるんです。

たとえば、相手が強めに出てきたときに、「わかりました」と少し引いたり、

本当は気になっていたのに、そこはもう触れないでおいたり、

そういうことが続くと、「この人は押せばいい」という前提が、少しずつできていきます。

そうすると、
・さらにかぶせられやすくなる
・軽く扱われやすくなる
・強く出られやすくなる

という流れが起きやすくなります。

だから、我慢しているのに、なぜか自分ばかり消耗するということが起きたりします。

ここで大事なのは、強く言い返すことではなくて、必要以上に自分を下げない、ということです。

張り合われたときに、「本当は気になってるけど、まあいいか」と流したり

「ここ言うとまた何か言われるかも」と飲み込んだり、自分の感覚を一回引っ込めてしまうことってあると思うんです。

でも、その感覚を、なかったことにしない。

「これ気になるよね」と、自分の中でそのまま持っておく。

これができると、無理に強く言い返さなくても、必要以上に引かなくても、自然にそのままのトーンで言えるようになります。

その状態で、相手の話もちゃんと聞くし、受け止める。

そして自分の考えも、そのまま伝える。 それだけで、 相手の反応が、少しずつ変わっていきます。

※ここまでの内容を動画でも解説しています👇

会議で張り合われる背景にある“職場の嫉妬のしくみ”

今回お話ししたような張り合われる場面は、言い方だけの問題ではなくて、

職場の中の嫉妬や立場の力学が関係していることも多いです。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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