子ども(4歳)が進級して、新しい環境がスタートしました。
今のところは大きく崩れることもなく、順調そうでひと安心しています。
それを見ていて、自分の学生時代のことをふと思い出しました。
毎年4月って、新しい環境で、また一から人間関係を作らないといけなくて。
あの頃はいつも、ドキドキして、そわそわして、落ち着かない感じがありました。
新学期が始まる前は、胃がどーんと重くなるような感覚もあって、
「また一から関係を築かなきゃいけない」
「頑張れるかな」
「ちゃんとなじめるかな」
そんなことをずっと考えていました。
大学生の頃も同じで、まわりは新しい環境にワクワクしていて、キラキラして見えるのに、自分はその空気についていけない。
自分だけずどーんと落ちているような感覚があって、そのギャップもしんどかったなと思います。
しかも、そういう状態を周りに悟られてはいけないと思っていたので、余計にプレッシャーがありましたね。
不安なとき、無意識に自分を追い込んでしまう
でもこれ、子どもの頃の話だけじゃなくて、大人になってからも同じようなことが起きます。
仕事の中でうまくいかないことがあったときや、人とのやりとりでしんどいなと感じたとき。
そういうとき、「なんでうまくいかないんだろう」「私がもっと上手に対応できていたら」と、自分を無意識に責めてしまうことがあります。
本当は不安だったり、しんどかったりするのに、その気持ちを感じる前に、「なんとかしなきゃ」「改善しなきゃ」と考え始めてしまうんですよね。
不安なとき、人は無意識に“最悪のパターン”を想像する
不安が出てくると、頭の中がぐるぐるして、感情が暴走しやすくなります。
そして、自分が一番恐れているストーリーを自然と想像してしまうことがあります。
例えば、
断ったら必要とされなくなるんじゃないか
一人になってしまうんじゃないか
そんな最悪のケースを想定してしまう。
そこからさらに、「やっぱり自分はダメだ」「昔からこうだったし」と、過去の記憶まで引っ張り出してきて、自分を責める考え方が強くなっていきます。
気持ちも落ち込むし、周りへのイライラも出てきます。
その状態のままいるのがしんどいので、スマホを見たり、SNSを見たり、別のことに逃げてしまうこともあります。
自分に声をかけるだけで変わること
この状態のまま考えようとしても、不安に引っ張られてしまって、冷静に判断するのが難しくなります。
だから、「どうすればいいか」を考える前に、先にやることがあります。
そんなときに私がよくやっているのは、「不安だよね」「嫌だよね」と、自分に声をかけることです。
実際に声に出して、ひとりで話すようにセルフトークをします。
それだけでも、少し落ち着いたりするんですよね。
頭の中で考えるだけよりも、声に出したり、書いたりすると、少し距離が取れる感じがして、落ち着きやすくなります。
「そりゃ不安になるよね」と、自分に言ってあげると、自分が自分に分かってもらえた感覚が出てきて、安心するんです。
こうやって一度落ち着くと、そわそわしなくなり、スマホなど何か別のもので埋めなくても大丈夫になります。
すると、目の前のやるべきことに集中できるようになったり、「じゃあどうしようか」と落ち着いて考えられるようになります。
自分を味方にできると、どう変わるのか
こういう自分との関わり方は、意識していないとなかなか身につかないものだと思います。
こうやって自分に声をかけられるようになると、少しずつ、「自分の味方でいる感覚」が育っていきます。
すると、嫌なことがあっても回復しやすくなったり、気持ちを引きずらずに自分で立て直せるようになっていきます。
外で何かあったとしても、内側は大きく揺れずにいられるようになる。
だからこそ、本当にやりたいことにエネルギーを使えるようになっていきます。
私はこうした関わり方を、「セルフバディ(自分の味方)」を育てると呼んでいます。
カウンセリングでは、このセルフバディを育てていくサポートをしています。
もし今、気持ちの扱い方に少し難しさを感じているなら、こういうやり方も一度試してみてほしいなと思います。
もう少し自分の状態を整理したい方へ
ここまで読んで、
・頭の中がぐるぐるして同じことを考え続けてしまう
・感情のアップダウンでしんどい
・気づけば自分を責めている
そんな感覚がある方もいるかもしれません。
こういう状態のときは、ひとりで考え続けるよりも、一度外に出して整理した方が、見えてくることが多いです。
そのための場として、個別でお話しできる時間をご用意しています。
もし、「自分の場合はどうなんだろう」と少しでも気になった方は、こちらから詳細をご覧ください。
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