自分らしく生きる

自分軸を育てよう

2015年2月1日

あなたは自分のことを信頼していますか?何があっても大丈夫だって思えますか?

言葉で説明すると抽象的になってしまうんですが、感覚的には自分の中に真っ直ぐな軸がピンとあるようなイメージです。太い木の幹がどっしりと育っているといいますか。

タイトルには自分軸と書きましたが、それは人によっては、居場所で、安心感の象徴であったり必要とされている感覚であったり、心の拠り所や生まれてきた意味であったりもします。

カウンセリングをしていると、自分軸があることは大切だと思わざるを得ません。

この感覚があるのとないのとでは、毎日の生きやすさも違いますし何か問題が起こったときに、ショックの度合が全く違うものになったりもします。

例えば、自分の根幹がパートナーシップであった人がいるとします。

誰かを愛し愛されることが最も大切でそれが自分の軸であるとすると、パートナーシップでうまくいかないことがあると、自分の存在そのものが崩壊してしまうんじゃないかと思うくらいの衝撃を受けたりします。

でも別のところに自分軸があったり、パートナーシップが軸であったとしても、私は愛される存在だという根拠のない自信を持っている人だと

同じことが起きても、悲しいのは悲しいんだけど自分の存在を揺るがすほどの衝撃はなく、ただあったものがなくなってしまって寂しいな、と思うに留まるだけというケースもあるんです。

たいしたことじゃないのに、すごく傷つく、すごく大きなことに感じる場合は、その物事があなたの中の自分軸の在り処と深く関わっていることがありますし

あるいは、自分軸そのものが曖昧ではっきりしたものを持っていない可能性もあるんです。

自分の中にしっかりした軸があるかどうか

これは、何をするにしても心の拠り所となりますので、とっても大切なものです。

軸を持っていないと、何をするにもふわふわしていて非常に不安定に感じるはずです。

私たちは迷いながら進んでいきますが、軸がないと、迷いに拍車がかかり迷子になってしまったような感覚に陥るんですね。

自分軸があるかどうか、下記の質問をぜひ問いかけてみてくださいね。

自分のことを信頼していますか? 自分に対する安心感は持っていますか?

根拠はないけど、何かあっても何とかなりそうな気はしますか?

生きる意味、生まれてきた意味はわかりますか? 人生の目的、やりたいことはありますか?

わたしたちの心の安心感は、幼い時の家族関係によって育まれることが多いのですが、親子関係がうまくいかなかった方もたくさんいらっしゃると思います。

これを読んで、自分に対する安心感がない、しっかりした軸がない!と思った方。

焦らなくても大丈夫です。今からでも軸を育てていくことは十分可能です。

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