セキララ☆自分ストーリー

第35回 寂しさが噴出

2021年6月22日

恋愛、仕事、趣味……自分の望むライフスタイルを実現し、豊かなパートナーシップとともに、人生の質を上げていきたい。

そんな ”質上げ女子” のみなさんのお役に立てたら幸いです。

私の体験から得たさまざまな学びと想いを自分ストーリーとして全50回にわたり連載します。ぜひご覧ください。

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全50回 セキララ☆自分ストーリー

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第35回 寂しさが噴出

スクールに通って、まず自分を徹底的に癒やすことに取り組んでいた私ですが、途中から寂しくて寂しくて仕方がないという状態になっていきました。

後で考えたらこれは好転反応といってもいいのかなと思うのですが、今まで自分の気持ちを抑圧することで社会に適合してきていたのですが、「我慢しなくてもいいんだよ」「抑えなくても大丈夫だよ」という安心感が手に入ったことで、心が緩み始めていたのです。

すると、いつどこにいても何をしていても寂しくてたまらないという状態に…。

これにはちょっと参ってしまいましたが、今まで「寂しいなんて感じたことない!」と本気で思っていたのに、実はちがっていたみたいです。

自分の中にこんなにも寂しさが眠っていたことに、ただただ驚くばかりでした。

1人暮らしをしていたときも、友達と遊んでいたときも、ずっと寂しかったのかと思うと、気づいてあげられなくてごめんねと思いました。

セミナーの飲み会がお開きになると、猛烈に寂しくなります。

友達に会うと、その帰り道に落ち込みます。

そのうち、誰かと一緒にいるときでさえ、寂しさを感じるようにもなりました。

部屋に帰ると、本当はお腹なんて空いていないのに、寂しさを埋めたくて食べ物を口に放り込みます。お腹が膨れた後でそんな行動をした自分に、自己嫌悪。

そんな日々でしたが、いつしか、自分が寂しいと思っていることを周りに伝えられるようになっていきました。

「実はいますごく寂しくなってる」と正直に打ち明けると、「そうなんだー。寂しいって思うんだね」とそのまま素直に受け止めてもらえたことで、どこかホッとしたのを覚えています。

また会えば「今日は寂しくない?」と気に掛けてくれる人も出てきて、私は少しずつ自分の寂しさを受け入れていくことができるようになりました。

この寂しさを通じてわかったことは、私は結局は人と一緒にいたいのだ、ということでした。

そしてただ一緒にいるだけでもダメで、心が通い合うような関係でなければ満たされないということも分かってきました。

つまり、そういう関係を喉から手が出るほど求めていたということだったんです。

その気持ちに正直になれたことが、一番良かったなと思います。

自分に正直になれれば、そんな自分を表現することができるようになります。すると、周りからも「そういう子なんだ」と分かってもらえますよね。

一時的に大噴出した寂しさは、徐々におさまっていき、通常サイズの寂しさに落ち着いていきました。

そして、この出来事をきっかけにして、少しずつ自分の気持ちを周りと分かち合うことができるようになっていったのです。

第36回に続きます!

第36回 疲れ果てた体

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