日常に役立つ心理学

お盆の嫁のおつとめ

2015年8月20日

今日は、名古屋ブログ★心理学コラムに投稿した記事のご紹介です。名古屋ブログはこちら>>

お盆は終わり、仕事が始まっている方も多いと思いますが、今日は、お盆で帰省したときにまつわるお話です。

結婚しているとご主人の実家へも帰省することがあると思いますが妙に気疲れしちゃうという方も多いんじゃないでしょうか。

家のことをどこまでお手伝いした方がいいのか、起床は何時にしたらいいのか、どんな会話をしたらいいのか、お風呂上りはすっぴんでいいのか(あ、これは余分でした(笑)

みんなによくしてもらってるから、何ってわけでもないんだけど・・・と思いつつも、料理のお手伝いや会話など気を遣うこともありますよね。

名古屋は「家」の意識が強い土地柄でもありますので、お盆とかそういう行事ものは大切にしているところがあるかもしれません。

何かがあるわけではなくても、自分の暮らしと、実家での暮らしはやっぱり生活スタイルや意識も違います。世代が違うというのも大きいでしょう。そういう意味では異文化交流のようなところも無きにしもあらずですね。

土地柄、良妻賢母でなければならないという意識が強いところもあるので、嫁(あえて嫁と書きましたが)の立場に囚われすぎることなく自然体でいられるといいですよね。

もちろん配慮は要りますが、それは人としての心持ち。やさしさですよね。気を利かす、気を配ることはしつつも、良い嫁でいなければ!という義務感に囚われすぎないこと。

その上で、全部をわかってもらおうと気負わずに折り合いのつくところで必要なら話すし、必要じゃないことは話さないというのも一つの配慮なのかなと思います。

親の世代と私たちの世代の間は、時代の流れがかなり違ってきていますので、価値観がズレているのも当たり前なのかなと思うんですよね。ましてや祖父や祖母の代までさかのぼればなおさらですよね。

私が結婚したときは、祖母から、結婚したら実家にあまり顔を出さないようにと言われてびっくりした覚えがあります(笑)自分の実家よりも夫の実家を優先しなさい、ということらしいのですが。

一旦価値観が出来上がると、意識して違う価値観を取り入れようとしていない限りは、アップデートされなくなっていきます。

そもそも異文化交流だと思ってそれを楽しんでみるようなつもりでいると、発見があって面白いかもしれませんね。

先日行ったスタバの店員さん。とっても感じ良くていい時間が過ごせました。

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