身近な誰かと比べて、私はちゃんとできてないとか、そうやって比べて凹んで他人と比べてしまうことよくありますよね。
心理学を学び始めたときにこんなことを聞きました。
「他人と比較するときは、他人といいところと自分のダメなところを比べている」
正しい比較になっていない、という話でした。
確かにそうだな~って思いました。勝ち目のない比較ですもんね。
ただ他人と比べることって役に立つことでもあるんですよね。
あの人は、前にパーっと出ると輝くタイプだけど、私は主役になるより脇役になって陰でとりまとめをするとすごい力を発揮できる、などなど、人との違いから自分を知るときにはとっても役に立ちます。
人と比べるときには、自分を知るために使うのはアリかと。
でも比較して、あの子に比べて私は・・・とダメ出しをするために使うと、自分へのダメージがものすごくきます。
カウンセリングでは「過去の自分と今の自分を比較しましょう」って提案することがあります。
振り返れば、悩んで本を読んだり、相談したり、努力したり、何かしらもがいて良くなってきた経緯があるはずです。
頑張ってきた自分、少しでも変化してきた自分を承認してあげましょうね。その自分にピシピシッとさらにムチをうつのは酷すぎるかと。
そもそも他人と比較して自分を責めてしまうのは、あきらかに他人軸の考え方です。
他人を中心として物を考えている間は気持ちが振り回されてしまうものです。
そんな方は、来週末にある自分軸講座へどうぞ。環境に左右されない自分軸を学んでしっかり地に足をつけていきましょう。