日常に役立つ心理学

心がもやもやする原因

2018年7月20日

テンションが下がりもやもやしてなんだか調子が悪い・・・そんなときってありますよね。

で。大事なのはここから。

どうしてもやもやするのか、自分でその原因は明確にわかっていますか??

もちろんわかります!な人は、今日の記事は参考程度で大丈夫です(笑)

え?わからないかも・・・と思った方は今日の内容は大事です。

人にはバイオリズムはあるので、好不調の波はあるものですが、今日は午後から急にもやもやするなど、変化があったときにはその原因はわかるようになれるといいですよね。

原因がわからないと、解決のしようがないからです。人にも説明できないですから感情を消化することができずに持て余しちゃいますよね。

かくいう私も、もやもやの原因がわからずに

私「なんだかもやもやする」

友達「どうしたの?何かあった?」

私「うーん、わからないんだよね」

友達「いやいや、絶対原因はあるよ。
ちゃんと振り返ってみなよ。」

というやり取りをしたことがあります。

確かにそうだよなと思いながら、当時は本当にわかんなかったんですよ。

カウンセリングでも、そうした話題になるときは、一つ一つ紐解いていくと「あっ、これが嫌だったんだ!」と大抵はわかるようになります。

先日も書いたのですが「自分のことがわからなくなってしまう原因」

自分のことがわからなくなってしまう原因

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自分を観察してない、もしくは感情をスルーしていると、自分の気分がなぜ悪くなったのかについて気づかなくなるんです。

(もし原因がはっきりわかるようになって、こんな出来事があって、それが嫌でだからこんなふうにもやもやしてるとわかってきたら、次は、言いたいことをちゃんと言えていますか?という話になります)

また、こんなパターンもあります。

もやもやイライラしていて「あっ、この嫌な感じは、あのとき〇〇さんからこう言われたからだ!」と後になってから、原因がわかるケース。

これは原因はわかっているんですが、自分の感情の意味するところが何なのかを理解するのにタイムラグがあるパターンです。

〇〇さんと話しているときは、なんとなく、もやもやイライラした。でもその感覚が何なのかははっきりしないで後からわかる、という。

これも、本来であれば、すぐに感覚の意味がわかっていれば、もしかしたら、その場で言いたいことを相手に言えたかもしれないし、別の対処ができた可能性があります。

でも気づいていないがゆえに後から悶々としてしまうんですよね。

こうしたこと一つ一つは些細なことだと思うかもしれません。でも些細なことは、積み重なると大きくなるものです。

ちょっとした自分の心の動きに気づけないと、大きな決断をするときにも困るし、なにより方向性を見失ってしまいがちです。

いまいちど自分の心に丁寧に向き合いたいものですね。

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