自分自身・人間関係の悩み

人の話を、受け止めるのと受け入れるのは違う。

2015年9月19日

昨日UPした感受性のお話★、たくさんの反響をいただきました。みなさん思い当たるところが色々とあったようですね。

今日は、昨日の感受性のお話と関係している内容です。

誰かの感情に振り回されるのと同じくらい多い悩みに、人の話を聞きすぎてしんどくなる、ということがあります。

振り回されないためには、タイトルにも書きましたが、人の話を受け止めることはしても、受け入れるかどうかは別問題、ということ。

その話が自分にとって有用であったり、素敵な人だなと思っている人のお話や自分が進みたい道を先に進んでいる人からの助言であれば、受け入れる。

それ以外の人からの話は、聞くことはしても、取り入れないという意思を持つこと。

人の話を聞きすぎてしんどくなる人は、話を選別せずに、なんでも受け入れてしまっているので苦しくなるんですね。

例えばですが、子供の頃、ドッジボールしましたよね。上手な子は、自分に向かってきたボールを身体に当たる前に手でキャッチします。(私は球技は全くだったので、いつも逃げ回って最後に残るタイプでした)

上手くキャッチできないと手をすり抜けて、身体にバシッとボールが当たります。手でキャッチするのは、受け止めるということ。手をすり抜けて身体に当たってしまったのは、受け入れてしまったときです。

余計わかりにくくなったでしょうか。。

何が言いたいかというと、人の話を聞いて影響を受けるか受けないかは、自分で選ぶことができるということです。

別に話を受け入れなかったからといって、相手に悪いということはないんです。相手からすれば、一旦「受け止める」ことをしてあげれば納得感が出ます。

そこから先の受け入れるかどうかは、相手にはわからないのでどちらでも選んでしまえばいいんです。

自分にとっていい話ではないのに、何の選別もなく受け入れてしまう方が、自分が可哀想じゃないでしょうか。

だって受け入れてしまった後は、心がもやもやザワザワして回復するのに時間がかかりますもんね。

その時間があれば、もっと自分のやりたいこと、楽しいことができます。自分の大切な時間を消費することに、もっとシビアになってもいいんです。

自分のことは、自分で守ってあげたいですね。

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