人付き合いの苦手意識は克服したほうがいいの?

家からは少し不便なところにあるのですが、本屋さんに併設されてるカフェで本を読むことができるところがあって、それが今のお気に入りです。

1回あたり1冊のペースで読んでいます。先日興味深い本を発見しまして、今度の東京出張のときに本の著者のお店に立ち寄ろうかと思っています。

今の密かな楽しみです。

ちなみにその本屋さんには、私の本が平積みされているので偵察も含んでいます(笑)

昨日に引き続き、人付き合いのお話です。

苦手なものを克服していくのが人生だと思っている方が時々いらっしゃいます。

私も課題を見つけるとどうにか克服しようとしちゃうんですけど、それやってると実は永遠と終わらないんですよね。

課題の克服をしてもまた次の課題が出てきます。克服することが趣味だと自覚してるなら全然いいんですけど、無自覚に繰り返しやってると楽しむ間がなくなってしまいます。

「苦手意識を克服しよう」と考えるよりも、「苦手であることを受け入れて上手に付き合っていく」という発想にした方がうまくいくこともあります。克服したその先に自分の幸せがあるのか?は見た方がいいかな~と思っています。

得意不得意はみんなあるので、どこまで不得意なものに力を注ぐかですよね。

私は元々、人間関係が苦手だったのですが、自分の中に人と関わることで得られる喜びや愛があることを発見してしまったので、今のようなカウンセラーという人と深く向き合う仕事をしています。

もしあなたが、人と親しくしていくその先に自分の幸せや喜びがあると思うなら進んでみましょう。

でも、「人間関係に苦手意識を持つ自分はダメだから克服しなければ」というように、自己否定から始まっていることなら、克服することは苦痛を伴うかもしれません。

最終的にはみんな幸せになりたいと思っていますよね。でも、人に対する苦手意識を克服したからといって幸せになれるわけではないです。

「結婚したら幸せになれる」とか「仕事がうまくいったら幸せになれる」といった話と一緒で、その発想だと幸せになるのは難しいのです。

ですので、カウンセリングの際には、何がクライアントさんの幸せに繋がるのか?は、注意して見ています。

実は苦手意識を克服することではなくて、今の自分を受け入れて肯定していくことが幸せにつながることも多いからなんです。

苦手意識があることが実は問題ではないとわかったとき、急に何をしたらいいかわからなくなったり、そこに注いでいたエネルギーを他の楽しいことに注げるとわかったら、心がザワついて変化が怖くなることもあるかもしれません。

そのあたりは、カウンセリングが進んでいくと明確に浮かび上がってくるところでもあります。

何をするにしても、自分がしていることが自分の幸せや喜びに繋がっているのかどうか。それを判断基準にしてみるといいんじゃないかなぁと思っています。

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この記事を書いた人

高見綾|第一線で働く女性リーダー専門・心理カウンセラー

職場や人間関係の摩擦、距離を置かれるような変化を心理の視点で整理しています。

自分を味方にする「セルフバディトレーニング」を軸に、書き出しと対話を通して感情と思考を整理し、仕事の質を落とさず「私はこれでいく」と判断できる状態をサポートしています。

カウンセリング実績4,000件以上。
著書『ゆずらない力』(すばる舎)
NHK「あさイチ」、読売新聞「発言小町」などメディア協力多数。

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