自分自身・人間関係の悩み

思い込みが強いと、目の前の相手の姿が見えなくなる。

2016年8月7日

8月11日(木)スペシャルワークショップまで残り一週間を切りました!

今日はテキストを仕上げましたよ~。なかなかいい感じです。

当日は私や服部カウンセラーが、カウンセリングを通じて何を得ているかという個人的なところのお話もさせていただこうかなと思っています。

お互いにカウンセリングが大好きなのは共通しているのですが、そこから得ているものはちょっと方向性が違うんです。

こういうのは、みなさんが自分のケースに落とし込めるのが大事ですので、なるべく具体的なお話をさせていただいて、イメージを膨らませてもらえたらなと思っています。

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人は見たいようにしか世界を見ないものなので、同じものを見ていても受け取り方は人によって全然違ってきます。

目の前の相手をちゃんと正しく見れているのかといえば、結構難しいもので、どうしても自分の思い込みという名のフィルターを通してしか見れないようになっています。

なので、自分の目を疑うという視点を持っておくのも一つの方法だと思うんですね。

以前に、自分が傷つかないように守ることばかり考えていると、相手の優しさや愛に気付けないんですよという趣旨の記事を書いたことがありますが

同じ様に、相手に対する思い込みが強い場合も、目の前の相手の本当の姿を見えなくしてしまいます。

思い込みとは自分のパターンですよね。これにはポジティブな思い込みもネガティブな思い込みも含まれます。

相手の様子がいつもとちょっと違ったときに、「嫌われたんじゃないか?」「何か怒っていたのかな?」「どうせ良く思われていないに違いない」と、真実はさておきそう思い込んでしまうと

本当のところはどうだったのかが検証されないままに関係性がぎくしゃくしてしまいますよね。

もしかしたら相手は何も考えていなかったのかもしれませんし、ただ忙しくて他事を考えていただけかもしれません。これはネガティブな思い込みですよね。

相手の良い面を意識的に見ると、人間関係は基本的にうまくいくのですが、「あの人に裏切られた」というような表現をするときは、ポジティブな思い込みがあったのかもしれません。

この場合は思い込みというか、期待と言った方がニュアンスが近いでしょうかね。

「あの人があんなことをするわけがない」「当然~してくれるはずだ」という期待ですね。

いい人であるはずだ、という期待を持ったことによって結果違っていたなんてことも起こり得ます。

目の前の相手の様子を真っ直ぐ見つめることができればいいのですが、私たちは自分の思い込みや観念というフィルターを通してしか世界を見ることができませんので、どうしても自分が物を見るときの癖やパターンが出やすくなります。

ただし相手の真実の姿なんて誰にもわからないので、どの程度が思い込みと言えるのかは難しいですが

ひとつ参考になるとすれば、今あなたを取り巻く人間関係がうまく行っているかどうかがバ
ロメーターです。うまくいっているなら特に問題はありません。

もしうまくいっていないと思うなら、あなたが持っている思い込みはもしかしたら相手の本当の姿を映し出していないのかもしれません。

それが相手に対する過度な期待なのかもしれませんし、自分を守るための恐れからくるものなのかもしれませんが、いずれにしても自身のパターンが何かしら出ていると思います。

でも、だからといって自分を責める必要はありません。まずは気付くことがとっても大事なことですよ。

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