自分自身・人間関係の悩み

自分が嫌いな自分について

そろそろ年末年始のお休みに入った人も多いでしょうか。私も今日でカウンセリングのお仕事は終了し、しばしお休みに入ります。

といっても、執筆はしますし、11月終わり頃からため込んだ講座の動画視聴なんかもしておこうと思っています。

1年の締めくくりとなる今月は、おかげさまでたくさんのカウンセリングを行いました。

周りにいる友達や家族などには話せないようなお悩みをお聞きするので、「こんな自分が嫌」「こうなってしまう自分が情けない」といった、自己嫌悪や劣等感のテーマもよく登場します。

(それだけ信頼してお話してくださっていることに感謝しています!)

今日お伝えしたいのは、自分が嫌いな自分というのは、あなたの本質ではないですよということなんです。(ちょっとわかりにくい話かもしれませんが、うまく伝わるといいな)

例えば、優しくない自分、逃げちゃう自分、嫌味っぽい自分、ネガティブな自分。あぁ、なんで私はこうなっちゃうのかなぁ~なんて思って自分にダメ出しをしたくなってしまうことがあると思うんですね。

直したいと思うのに、自分でも良くないと思うのに、感情がもつれて言うことを聞いてくれない。そういう、どうにもならないのってありません?

そういうのが自分自身だと、自分の本質だと思い込んでいる人が多いのですが、決してそうだと私は思っていないんです。

そこには、何らかの理由があるはずなんですよね。

オギャーと生まれたときに、自分が嫌いな赤ちゃんはいないですから、成長過程のどこかで何らかの出来事なり、きっかけとなる何かがあったわけです。

環境の影響かもしれないし、両親からの影響かもしれないし、理解者がいなかったからかもしれないし、感情をうまく扱えなかったのかもしれないし、その理由は様々です。

多くの人は、ダメな自分が、自分の本質だと思い込んでいます。だから、表面だけ良い人のように振舞っていても、中身がダメだと思っているので、嘘ついてるような気分になったり、こんな自分は幸せになっちゃいけないような気分になったりします。

でも、クライアントさんのいろいろなお話を聞いていると、思わず「あぁ~~、それは仕方がないかもなぁ……そうなってしまうのもやむを得ないかもしれないなぁ」と思ってしまうことが多いんですよね。

そうなりたくてなったわけではなく、そうならざるを得ない理由があったりするのです。元からそういう人、というわけではなくて、色々な事情があってのこと。

その人の本質というわけではないんですよね。

特に感情的に複雑になっているものについては、ちゃんと光をあてて心をほぐしていけば、解放されて消えていきます。

もし、幸せから遠ざかってしまう心の癖があるのなら、修正していけばよいだけなので、そんなに自分にダメ出しをする必要はないと思うんですね。

私から見ると、様々な事情で出来上がった自己嫌悪や劣等感は、その人そのものではないと思っています。そういう事象があるというだけ。

自分が嫌いな自分を、自分の本質だと思ってしまうと余計に苦しくなってしまうので、そうではないんだよ、こんがらがっているものを解いていけばいいだけだよ、ということをお伝えしたいなと思いました。なんとなく伝わりましたでしょうか?

自分の嫌な部分って、なかなか受け入れられないものですが、自分の本質ではない(ただの心の癖・傾向)とわかれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。

 

頂いたクリスマス・クッキー缶。おいしかった!

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