つながる・コミュニケーション

自分の気持ちが伝わらないときに大切なこと

パートナーとはコミュニケーションにおいてすれ違いが起きやすいものです。

女性に多い悩みなのですが、こんな話をよく伺います。

「自分の気持ちをパートナーに分かってもらいたい。でも全然伝わらない。」「パートナーに一生懸命伝えようとしていろいろ話してみるんだけど、わかってるのかわかってないのか……伝わった!という感じが全然しない。いつも話し終わった後はもやもやしちゃう」

確かに、こんなふうだとスッキリしないですし、パートナーだからこそ自分の気持ちを分かってもらいたいのに、伝わらないままだと悲しくなってしまいますよね。

分かり合えた気がしないと寂しいし、パートナーがいるのに孤独を感じてしまうこともあるでしょう。

とはいえ、こういう場合、パートナーが向き合ってくれていないことが原因かといえば、案外そうではないことが多いんです。

パートナーはパートナーでちゃんと話を聞いてくれているんだけど、どうも、痒い所に手が届かない"(-""-)"というケースが多いようです。

男性特有の問題解決思考で「こうしたらいいんじゃない?」というアドバイスがあったり、「それでどうしたいの?」とか聞かれたりして、ううむ……そうじゃないんだよな。何か違う(*_*;という返しが多かったりする。

「じゃあ、俺はどうしたらいいの?」「どうしたら君に分かってもらえたと思ってもらえるの?」なんて聞かれても、正直なところ、どうしたらよいのかわからない。うまく説明ができないから、さらに悶々とする。というパターンが繰り返されてしまうこともあるようです。

こういった場合、実は、本人も、自分の気持ちが分かっていないというケースが少なくありません。

パートナーにどんな返事をしてもらえたら「わかってもらえた!」と感じるのか、また、自分のどんな気持ちを分かってもらいたいと思っているのかが曖昧だったりするんです。

細かいことを言わずともパートナーに上手いこと気持ちをくみ取ってもらえたら、確かに良いのですけどね。なかなかそうはいかないこともあります。

こうした場合、どうしたら良いのか?といえば、ポイントは「自分の気持ちを自分でわかっておくこと」なんですよね。

何を伝えたいのかが自分の中で明確だと、コミュニケーションがもっとスムーズになりますし、パートナーに伝わらなかったときも「こんなふうにして欲しい」という要望を言葉にして伝えることができるのでフラストレーションを抱えることがぐっと減ってくるかもしれません。

相手に分かってもらうことも大事なのですが、自分で自分の気持ちをわかっておくことも実はとても大事だったりします。私たちは、自分の気持ちがわからないときにもやもやしますからね。

カウンセリングでは自分の気持ちと向き合うということを中心に行っていくのですが、自分の気持ちってわかっているようでいて案外分かっていないことが多いですよね。

いろいろとお話をしながら「そうか!私って実は自分のことを責めていたから、こんなにしんどかったんですね」と気づかれたり

「私のもやもやの正体はこれだったのか~」「この2つの気持ちで葛藤してたから苦しかったんですね」と、自分の気持ちの整理ができていくと、それだけでも心が楽になるんです。

自分の気持ちをわかった上で、相手に話をするのと、わからないうちに話をするのと、どちらが伝わりやすいか?といえば前者の方ですよね。

自分で自分の気持ちをわかってあげることができると、安心して気持ちが落ち着く効果もあります。

心に余裕がある状態でパートナーと話すことができると、伝え方を工夫する余裕も生まれます。

「なぜか、自分の気持ちが相手に伝わらない」

そんなときは、どんな気持ちを受け止めてもらいたいと思っているのか、自分が自分の気持ちをまずわかってあげようとしてみるといいかもしれません。

紙に気持ちを書き出してみたり、信頼できる友達など(もちろんカウンセラーも)に話してみたりすると、心の整理ができるようになってくるのでおすすめです。

パートナーとのコミュニケーションはとても大切ですが、それと同じくらい、自分とのコミュニケーションも大切にしたいですね。

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