家族など身内に愚痴や文句ばかりを言う人がいる場合のお話です。
久しぶりに会えたと思えば「あの人がねこんなことしたのよ・・・」などと近所の人や知人のこと、もしくは夫(父)のことを話す。
メールやラインは心配の連絡の他、「なんでもっと連絡してくれないの」という催促。会話の内容は基本ネガティブ。
こんな感じであれば、話すと暗い気持ちになるから「もう話したくない!」と思うものです。
こういう愚痴を言う人は過保護で心配性、罪悪感をいっぱい抱えている傾向にあります。
無意識のワザですが、こちらに罪悪感を感じさせて気を引こうとすることも多いです。
愚痴や嫌味の程度の差により対処の仕方も変わってきますが、今日は、自分の心が暗くならないようにするためのヒントを書きますね。
たとえば、お母さんがお父さんへの愚痴を言っているとします。喧嘩も山ほどしている。
聞き飽きたというほど文句ばかり言っているのに、いつまで経っても離婚する気配はないというような場合や、知人や友人、子供の愚痴、自分の現状への嘆きなどを言っているけれど改善しようとする気配はない場合
これらはじつは、それでその人の幸せが成り立っているということ。愚痴や文句も、ただ言いたいだけ。それ以上の意味はないことが多いのです。
でもこちら側にネガティブは悪いことだ、愚痴や文句を言うのは良くないという思い込みがあったり、問題は解決しなければならないという意識があると
それは大変だ!なんとかしてあげなきゃ、自分が解決しなくてはと思うし、罪悪感を感じて嫌な気持ちになるのです。
でも相手は解決してほしいわけではないし、現状の自分を変えるつもりもない、というケースがほとんどです。
いっぱい文句言って愚痴も言って、ふーっとなって、はい、また明日。みたいなシンプルなケースが多いんです。
自分がその人の立場だったらとても耐えられない、そんな生活は嫌、と思うかもしれません。
でもそれは自分が思う幸せの形と相手が思う幸せの形が違うだけかもしれません。
そう捉えてみると少し心が軽くなりませんか?
自分と相手をきちんと切り離し適度な距離をとること。
基本的には放っておけばいいし愚痴を言われても、へー、ほー、と流しておけばいいのです。