頑張ることは当たり前。というか普通のこと。なので仕事を頑張ることは最低限の話。そういう心がけの人、私とっても好きです。
でも、頑張るのが当たり前だと、「自分を労わる」という視点が抜け落ちやすくなるんですよね。
結構多いと思います。自分を労わるって何?という感じの方。
労わるよりも、つい自分を責めちゃう。なんでもっとできないのよ!みたいに。
でもね最近思うんですよ。自分を責めるのって何のために?と。
冷静に考えたら、自分を責めることで何か解決するのか?といえば、そうでもないですよね。じゃあ解決しないのに何で責めるの?と思っちゃうわけです。
理想の自分じゃなくて許せないとか、それぞれ理由はあるものですが、自分を責めてた方が、頑張ってる感じがするとか、だからこれ以上私を責めないでねとか、そんな人もいるかもしれません。
自分を労うのを忘れていると、他人を労う視点も忘れちゃうことが多いんです。
パートナーがいる人で頑張り屋さんすぎるタイプだと、自分を労わらない上に、パートナーを労うのを忘れてしまうということが起こりやすくなります。
自分を責めているとエネルギーを使うのでそれだけで疲れちゃいます。それを「よくやってるね~」と自分を労わってあげれば、疲れるどころかむしろ元気になります。
私の頑張りを認めてほしいと思っているときは、自分への労いがちょっと足りてないときです。
カウンセリングでは自分を労ってあげましょうとか、自分を受け入れてあげましょうというセラピーをすることがあります。
心理学では、自己承認、自己受容と言われているものです。
自己肯定感も大事だけど、自己受容ができてないと、そもそも肯定感は育たないですからね。なので、思った以上に基礎となる大事なものなんです。
頑張り屋さんタイプは、自己受容が苦手な人が多いなという印象です。
自分を労わるなんて、恥ずかしい~って思うかもしれませんが、自分を労わることができるとあなたの大切な人にも優しくできるので
自分のためにやることが苦手な人は、大切な友達やパートナーとの良い関係性のために、自分を労う習慣をつけるといいかもしれません。