職場で、自分にだけ冷たい人がいる。
なぜ自分だけなのか、どこか自分に問題があるのではないかと考えてしまう方は多いです。
冷たい態度の背景には、相手側の心理が関係していることも少なくありません。
この記事では、その心理と原因に触れながら、消耗せずに向き合うための考え方をお伝えします。
この記事のハイライト
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職場で自分にだけ冷たい人がいると、「私に問題があるのでは」と考えてしまいやすい。─ しかし冷たい態度の背景には、嫉妬心・競争心・相手自身の不安や自信のなさが関係していることも多い。
- 「自分が悪い」と責めすぎると自己価値がゆらぎ、かえって攻撃を受けやすい状態になるサイクルがある。
- 相手の態度を直接変えることはできないが、自分の感じ方・捉え方が変わると、気分や関係性が変化することはある。
- 一人で抱え込むと怒りや後ろ向きな気持ちが溜まりやすい。誰かに話すだけでも、感情の解放につながる。
- 気を使いすぎる・反抗的になりやすい・完璧主義的な思考など、自分の「心の癖」を見つめ直すことが、人間関係の変化につながることがある。
原因はさまざま
こういうときにまず気になることは「なぜ自分にだけ冷たく当たるのか」ということだと思います。
原因が分かれば対処の仕方も見えてくることもあるでしょう。
これまで様々なケースのご相談をいただきましたが、原因は多岐にわたります。
例えば、嫉妬心や競争心からくるものもありますし、
相手が周りを敵・味方にはっきりと分けるタイプの人(で敵側に入れられていた)というケースもあります。
冷たい態度を取ってくる相手は、自信満々そうに見えますが、
実は自信が無かったり不安が強かったりする人が多いです。
相手の心理を理解することで、こちら側の感じ方や捉え方が変わることもありますので、
そのあたりの解説をさせていただいたりもします。
心理学では「相手を変えることはできない」と考えます。
「あの人を変えないと、私はラクになれない」と思っているということは、
自分の幸不幸は相手次第だということになりますよね。
それでは自分のパワーが失われてしまいます。
自分の感じ方・捉え方は変えることができます。すると気分も変化しますよね。
相手を変えようとせず、まず自分を変えていくことで、パワーを取り戻すことができるんです。
では、どうやって自分を変えるの?何を変えたらいいの?については、
個々のケースによって違うので直接私まで聞いていただけたらと思うんですが、
どのケースにも共通して意識していただきたいことがあります。
まず自分を責めないこと
1つ目が、自分を責めるのを止めるということです。
「私はまだ仕事ができるとは言えないから……確かに、至らないところもあるのだけど」と思いつつも、
「私だって一生懸命頑張ってるんだし、それだけでこんなに冷たい態度取らなくてもいいじゃん!」と
相手に対してイライラしてきたりしていませんか?
度々注意されたりしていると、確かに自信が無くなってしまうと思うんです。
けれども、「私が悪いんだ」とか「私は人を不快な気持ちにさせてしまう」と責め過ぎるとつらくなってしまいます。
それで自分のことを責めなくても済むように、相手にイライラの矛先を向けてしまうわけですが、
そうするとますます相手のことを「私を傷つけた人」として見るようになりますよね。
すると相手にも攻撃的な意識が伝わるので、ますます関係は悪化していきますし、
自分もそんな気分の悪い状態でいるのはつらいものです。
自分を責めて自己価値がぐらぐら下がると、より攻撃を引き受けやすくなるので要注意です。
これまでの頑張りを含め「私は良くやっている」とちゃんと自分を認めてあげましょう。
自分を責め過ぎず、自己肯定感を高めていくことが何よりも大切なことなんです。
問題を一人で抱え込まない
2つ目は、問題を一人で抱えないということです。
一人でぎゅっと握りしめていると、感情が解放されなくなって
相手の人に対する怒りが溜まっていってしまいます。
すると、考え方も後ろ向きになりますので、ネガティブな感情の連鎖につながりやすくなるんですね。
家族や友人とのつながりが薄かったり、相談しても分かってもらえないような状況では、
問題が大きく感じられるようになります。
「孤独」な状態に陥ると、やる気がなくなり物事を建設的に考えられなくなってしまうんですね。
孤独は、思っている以上に影響を与えるんです。
一人で抱え込まずに誰かに相談したり、もしそうした人がいないのであれば
私たちカウンセラーを使っていただくと良いと思います。
私たちには、内面と言葉が一致すると落ち着く性質がありますので、
自分の気持ちを言葉にして表現するだけでも、心はホッとするんですね。
つらい状況の中では、心の余裕をつくることが何よりも大切です。
自分の心の癖を見つめ直す
「自分を責めない」「問題を一人で抱え込まない」をやっていただくと、徐々に心に余裕が生まれてきます。
落ち着いてきたら、自分の心の癖を見つめ直していくといいでしょう。
私たちは何らかの心の癖を持っています。
例えば、先輩や上司に対してつい反抗的な気持ちを抱いてしまうとか、
嫌われることが怖くて気を使いすぎて疲れてしまうとか、
何か注意をされると自分の人格全部を否定されたと受け取ってしまうとか、
白か黒かはっきりつけたくなる完璧主義思考とか。
これらの心の癖が、人間関係に影響を及ぼしていることも多いのです。
何事もバランスですので、偏りを少し修正していくことができるようになると、
自分の気持ちも整いますし、人間関係も良くなることが多いです。
先程、「相手を変えることはできない」と言ったのですが、
自分が変わると、その影響で相手の態度が変わってくることは実際にあります。
また、おまけ的なことではありますが、自分に冷たい態度を取ってきた人が異動や退職などで
自分の前からいなくなるようなケースも実際に見てきました。
これは学びが終わったというサインとして捉えてみてもいいんじゃないかなと思います。
(もちろん、本当につらい場合は、自分が異動を申し出るなどして環境を変えるという手もありだと思います。
環境を変えるだけで、人間関係が良くなるケースもありますからね)
いずれにしても、人間関係はどこに行っても付いて回る問題です。
自分を見つめ直すことによって、仕事に支障が出ないような関係性を築いていくことができたらいいですね。
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「なぜ自分にだけ冷たいのか分からない」
「私に何か問題があるのではないかと考えてしまう」
そんなふうに感じている方へ。
このような場面では、実際に何が起きているのかが分からないまま、
自分を責めてしまったり、相手の言動に振り回されてしまうことも少なくありません。
そんなときに、自分を大切にしていくためのヒントをまとめたものがあります。
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・無理なく続けられる3つの習慣
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つい自分を厳しく追い込んでしまうという方には特におすすめです。
「読んでから、自分を責める回数が減りました」という声も届いています。
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